まめ@NatureDiveLab

自然体感プランナー/フリーの研究者/元水族館飼育員/2児の母 福岡県を拠点に Nature Dive Lab(ネイチャーダイブラボ) という任意団体で活動中。 自然体験をしたり、海の生きもの標本で講座をしたり、Podcastに出演したり、研究したり、子育てしたりしています。

まめ@NatureDiveLab

自然体感プランナー/フリーの研究者/元水族館飼育員/2児の母 福岡県を拠点に Nature Dive Lab(ネイチャーダイブラボ) という任意団体で活動中。 自然体験をしたり、海の生きもの標本で講座をしたり、Podcastに出演したり、研究したり、子育てしたりしています。

マガジン

  • 博多南ビオトープ(仮)育成計画

    福岡県那珂川市、新幹線の車両基地がみえる博多南駅前ビル。その4F屋上庭園の一角に、コンテナ埋め込み式のビオトープを作らせていただくことになりました。このマガジンでは、これからビオトープを育てていく過程と苦悩?など記録していきます。

  • 自然を体で感じる時間

    森の中で深呼吸したときのなんとも言えない気持ちよさをシェアしたい。子どもから大人までなぜか癒される森での時間。そんな時間をわいわい楽しく、時にはしっとり楽しんだ記録をまとめます。

  • まめラボ / 海の深みにハマる扉

    1つを深く『知る』ことで、次の疑問につながり、また新しい出会いが生まれます。他と比較したり、新しい発見をしたり。。。未知の領域が多い『海』はテーマとしてとてもおもしろいです!海から近くても、遠くても、私たちは必ず海につながっています。一緒に海の魅力にハマってみませんか?

  • Podcast!

    出演したPodcastについて、感想とともにまとめます。

最近の記事

  • 固定された記事

人と自然がつながるお手伝いをしています

ご訪問ありがとうございます。自分の経験を元に、人と自然がつながるお手伝いを続けています。時には森の中で、時には街なかで、時には標本博物館を開いたり、研究者にインタビューしたり、、、「どんなことしてる人?」って聞かれることもあり、noteにて徒然にまとめることにしました。文章を書くのが苦手なので、その練習もかねています。ぼちぼち更新しますのでお付き合いいただければ幸いです。 まずは自己紹介がてら私の肩書や活動について書いておきます。 *2023年1月1日現在 ▶現在の肩書フ

    • どんどん生えてくる白いニョロニョロ

      奥のビオトープにいつの間にか白い根のようなものが水底から立ち上がるようになりました。 しかも列をなして... どんどん増えるし、結構な量なので不思議に思っていました。触った感じは「ふわふわ」でちぎると水に浮きます。「キノコかなんかかなぁ?」なんて印象でした。でも水中に生えるのなんか知らないし、調べてもなにもわからなかったので、Xで尋ねてみました。 結果、「ヒレタゴボウの呼吸根」でした。そう、根っこだったんです。思ってもなかったので驚きました👀 私が知っている呼吸根はマン

      • スベリヒユを食べる

        ビオトープの脇に可愛い丸い葉っぱの植物が生えてきました。可愛い黄色い小さな花を咲かせていて、抜かずに置いていたら…すごく増えました... 毎日毎日両手いっぱいのスベリヒユを抜いても追いつかないくらい増えてしまい、草抜きに労力をとられる毎日をしばらく過ごしました。 どうにかできないかと「スベリヒユ」で検索すると、なんと ….食べられる!? まさかそんなことを思っていなかったので驚きました。しかも栄養価が高く、美味しい!? 毎日抜いていたのがもったいなく感じ、早速駅前ビル内

        • 夏を終えて...植物たちのビフォーアフター〜手前の池編〜

          6月にビオトープをスタートし、もう9月…今年の夏も暑かった…梅雨と夏の豪雨を受け、ビオトープ周辺の植物はぐぐぐっと成長を遂げました。 スタートした頃と今を比較してみます。 6月に池を2つ作ったので、まずは手前の池からご紹介します え?しげり具合すごくないですか? もともとが畑だったせいもあるのか、日当たり良好なおかげか、すごい勢いで成長しました。 これでも毎日かなりの量の草を間引いてるんですがこんな感じです。荒地にならないように適度に手を入れねばと、勢いに押されながらも頑張

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        人と自然がつながるお手伝いをしています

        マガジン

        • 博多南ビオトープ(仮)育成計画
          8本
        • 自然を体で感じる時間
          1本
        • まめラボ / 海の深みにハマる扉
          2本
        • Podcast!
          1本

        記事

          2024年6月〜8月までの動物たちの記録

          さて、暑さと植物の勢いに翻弄される夏をすぎ、ビオトープに来訪した(もしくは植えた植物にくっついてきた)動く生きものたちの記録をしておきます。 ハナアブの幼虫 ケシカタビロアメンボ アメンボの仲間 ジュンサイハムシ ユスリカの幼虫(赤虫) ウスバキトンボ アオモンイトトンボ ヤゴ(ヤンマ系、イトトンボ系) バッタの仲間3種ほど(ショウリョウバッタとイナゴ系) スズメバチの仲間 アシナガバチ クマバチ ツチバチ マルカメムシ ツマグロヒョウモン クマゼミ マエキヒメシャク シジ

          2024年6月〜8月までの動物たちの記録

          2024/7/10 ビオトープの水中が見えた!

          待てど暮らせどずーーーっと濁ってて、水中の様子がわからず、ヤゴがきているかどうかも見えず…やきもきしていましたが、やっと水が澄みました。 数日前からなんとなく気配はあったのですが、自信がなくて😂 わかりにくい方、画像拡大してご覧ください。 ...ね? 水中の水草の様子わかるでしょ?(ドヤぁ!) 水面にいろいろ映り込んでしまってよくわからん写真で申し訳ないです。目視ならよくわかるんですが💦 8月に水中写真をとったので、参考までに。(なんで、澄んだその時に撮らなかったのか

          2024/7/10 ビオトープの水中が見えた!

          2024/06/22 湿地帯の植物を採取に行きました

          さて、前回の続きですが、植物を採取したときのことを記録しておきます。ビオトープがある駅前ビルから近くの川のほとりに生えている植物を採取しました。生態系に影響をしない程度のほんの少し自然から分けていただいた感じです。中島さんに同行いただき、素人の私たちにとってはたくさん勉強になった時間でした! さて、写真をみるかぎり、中島さんにおんぶに抱っこです(笑)しっかり甘えさせていただきました。 雨の中の採取で、帰りに車が泥にスリップしてしばらく動かなくなったなどトラブルもありましたが

          2024/06/22 湿地帯の植物を採取に行きました

          2024/06/22 ビオトープに植物を植え込みました

          干からびていたビオトープもここ最近の大雨である程度水がたまるようになりました。周辺が乾燥していると、埋め込んでいるところからどんどん水が吸い取られるので困ったものです… さて、植物の植え込みです!今回は、「自宅で湿地帯ビオトープ!」の作者である中島さんと一緒に、近隣の湿地帯にビオトープむけの植物を採取してきました。 採取した植物は全部で10種類! 1.ミゾソバ(湿地帯ビオトープスタートにお勧めだそう) 2.ノチドメ(湿地帯ビオトープスタートにお勧めだそう) 3.ヤナギ

          2024/06/22 ビオトープに植物を植え込みました

          2024/06/11 博多南駅前ビル 屋上庭園に特大コンテナを2つ埋め込みました

          2024年6月より、博多南駅前ビル4階の「屋上庭園」利活用をNature Dive Lab (ネイチャーダイブラボ)でお手伝いすることになりました。 大きくわけて今年度は以下の5つをゆるりと行っていきます 1)コンテナ式ビオトープの設置 2)植栽の樹名板及び解説板の設置 3)自然観察会の実施 4)自然観察ワークシートの配布 5)Instagram、Facebook、noteなどでの発信 この5つの中で最初に着手したのが「ビオトープの設置」です。活用方法が未決定だったこの区

          2024/06/11 博多南駅前ビル 屋上庭園に特大コンテナを2つ埋め込みました

          こどもの感性に向き合うということ

          R4年度は、ひとり歩きができる3歳までの子どもとその保護者を対象に、那珂川市ふれあいこども館の築山で外遊び企画「とことこ野遊び」をしました。(R4年度各回の実施報告はこちらから)*R5年度も実施 近年子どもから大人まで自然に触れる機会が減り、わざわざ出かけなくては自然体験ができない時代になってきているように思います。「とことこ野遊び」では、自然案内人と一緒に築山で遊ぶことで、未就学児とその保護者が身近な自然への接し方やその楽しみ方を知ることを目的としています。「子どもをどう

          こどもの感性に向き合うということ

          標本って何?という方へ

          私が主催する海の生きもの講座では、標本をさわったり観察したりしながら生きものについて学びます。そこで今日は標本についてまとめてみました。 そもそも「標本」とは 死んだ生きものなどを保存できる状態に加工したもの。腐らないように加工することで、数年後、時には数百年後の人が観察しようと思ったら観察できるように作られています。大きなものは一部切り取るなどして部分的に保存している場合もあります(DNA解析用に少し肉片を取る、クジラの背骨だけを残すなど)。 標本というと難しいイメージ

          標本って何?という方へ

          Nature Dive Lab のリーフレットを作りました

          イラスト、デザイン、構成など全てやりました。プロの作品には及びませんが「まぁまぁいいものができたんでは?」と、自画自賛しているところです。というわけで、産休の合間に作ったリーフレットがこちらです。 どうです? Nature Dive Lab の概要が伝わりましたでしょうか?活動詳細はブログに書いていますので、是非そちらを参考にしてください。 校了までに生まれるんではないか!とソワソワしましたが、なんとか生まれるまでに校了&納品して手元で楽しむことができました。ほっと一安心

          Nature Dive Lab のリーフレットを作りました

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          📻 NDL academic ポッドキャスト🎤 スタート!!

          研究に関わる人をゲストに研究の考え方や面白さをおしゃべりしながら読み解いていく番組。日々悩める中高生から学びや研究に関心がある方まで、ぜひ一度聞いてみてください。 📻 SpotifyやApple Podcast、Amazon music でも配信中 Anchor|https://anchor.fm/ndl-academic ↑Anchorのトップに各プラットフォームへのリンクがあります ✎NDL academic 過去のイベントレポートはこちらから https://naturedivelab.com/archives/category/ndlacademic   ■ 質問、感想、ゲストへの質問はこちら ■ ▶Twitter #NDL #academic #NDLacademic ▶おたよりフォーム https://forms.gle/inQgCUkJbb6uosvEA ▶メール ndl.academic@gmail.com   ■ナビゲーター■ フリーの研究者 まめ:「研究は、誰でもいつからでもできる!」をモットーに子育てしながらゆるりと研究している研究者。   ■企画運営■ こととば那珂川 https://cototoba.com/ Narute Dive Lab (ネイチャーダイブラボ) https://naturedivelab.com/ *NDLacademicはNature Dive Lab academic の略称です。

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          星のような月のようなアカマンボウ

          『内なる町から来た話』(ショーン・タン作)の表紙には、奇妙で美しい魚が描かれています。この魚は アカマンボウ 。そう、実在する魚なんです。 さて、皆さんはアカマンボウという魚を知っていますか? 体表は銀色に輝き白い斑点が広がります。その様子はまるで星空のよう。英語では moon fish とも呼ばれます。色鮮やかな赤い鰭もとても美しく目を惹きます。 アカマンボウと名がついていますが、実はマンボウとは異なる生きもの。見た目がマンボウのように平たくよく似ていますが、マンボウとは

          星のような月のようなアカマンボウ