合法的に不貞行為をする方法
離婚はしたくない。
でも恋愛はしたい。
このように思ったことのある既婚者は少なくないはずです。
この記事は前回の、セックスレスで離婚したい!弁護士に相談してみたの記事の続き。
"離婚について"弁護士事務所へ無料相談しに行った際の話です。
サレ妻界隈の人はこれ以上読み進めると、気分を害してしまうのでここでお引き取りくださいませ。
夫が許可したら不倫もOK?
レスで離婚ができるのか?について一通り話を聞いたあと、
「他に聞いておきたいことはありますか?」
と聞かれたので、
「夫が私の不倫を容認したら、それって離婚事由にならないのでしょうか?いや、でも相手が認めてたとしてもダメなもんはダメですよね……」
とダメ元で聞いてみました。
(何回ダメ言うねん)
私が聞きたかったのは以下の2点
配偶者が自分の不貞行為を許可したら離婚事由にならないのか
またその不貞行為がバレた時に慰謝料を請求されるのか
弁護士の回答はなんと、
「離婚事由にならないですよ。」
でした。
えーーーーーーーー‼︎‼︎
驚き。
いいんだ、相手が許可したら不倫しもいいんだ。
いや、倫理的にはダメなんでしょうが。
不貞行為で揉める理由というのは、不貞行為によって夫婦関係が壊れてしまった場合なんです。
なので、配偶者が「不倫してもいいよ。」
と容認している状態というのはすでに夫婦関係が破綻している、とみなされるそう。
夫婦関係が破綻していて、「貞操義務」を解除している状態だと認められれば、その場合の不貞行為は離婚事由にはならないみたいです。
また慰謝料を請求される可能性も低いとのこど。
元々夫婦関係が終わってるんだから、不倫した事実は夫婦関係に影響しない。
ということなんでしょう。
不貞行為を認めてもらったら書面に残そう
なんでもそうですが、口約束だけでは信用できません。
「私はあなたの不貞行為を容認します」
と相手に認めてもらった旨を書面に残しておきましょう。
相手が許可していることがわかればなんでもいいですよ、とのことでした。
LINEでもいいみたい。
なるほど。
既に夫婦関係が終わっている、
でもすぐに離婚はできない。
そのような状況の方は、夫婦で話し合って自分の不貞行為をパートナーに認めてもらってはいかがでしょうか。
って…そんなに簡単に認めてもらえるわけないやん!という声が聞こえてきそうです。
まず、その話し合いをするのを想像するとなかなかカオス。
これが令和の新しい夫婦の形
になっていく可能性はあるのでしょうか。
既に関係が冷め切っているひとにとっては画期的な夫婦のスタイルともいえます。
夫婦関係が破綻していたとしても、すぐに離婚できないのは私自身が身に染みて感じていることです。
子どもを育てるパートナーとして、夫は必要ですし、悲しいですが夫の収入の上に私の生活が成り立っています。
しかし実はですね…
昔、夫に聞いたことあるんですよ。
「ずっとこのままレス状態やったら、外で相手作ってもいいってこと?」
って。
ちょうどレスについての話し合いをしている時だったと思います。
さすがに夫は黙り込んでしまいましたね。
YESともNOとも言えなかったのでしょう。
でも自分が始めた物語やからな。
もう一度聞いてみたいな。
なんて返答するんだろうか。
「公認不倫」を描いたドラマ「1122(いいふうふ)」
配偶者が認めれば不倫OK。
これは、最近ハマっている1122(いいふうふ)のドラマの設定そのものです。
このドラマはAmazonプライムで放送されていて、妻が夫の不倫を公認している、「婚外恋愛許可制」という斬新なテーマを扱っています。
渡辺ペコによる同名漫画が原作で、30代の子どもがいない夫婦の相原二也(岡田将生)と相原一子(高畑充希)が主役。
この夫婦も私たちと同様セックスレスです。
それがきっかけで「婚外恋愛許可制」を取り入れ、夫は妻が公認した恋人と月1回のデートを楽しむ。
夫婦はなんとも奇妙な関係性になっていきます。
興味深い話ですよね。
プライム会員は無料で原作コミックの1話が読めます。
(2024年8月31日まで)
まさに今回弁護士に聞いた話を体現している夫婦なので、結末が気になります。
たとえフィクションだとしても。
アマゾンプライム会員になると無料でドラマが見られますよ〜
公認不倫は果たして成立するのか?
このドラマの結末にもつながりますが、「婚外恋愛許可制(公認不倫)」
これは夫婦間で成立するのでしょうか?
ドラマの場合は、公認不倫を通して"夫婦関係を見つめ直す"という側面が大きいように思います。
しかし、関係が完全に破綻してしまっている夫婦では、成立しうるかもしれません。
私自身が体現して、検証するのもおもしろいですね。
もはや私の人生なんてエンタメみたいなものですし。
男女で難易度が違う
私は女性なので、夫に
「レスだから不倫を認めてくれ。」
ってまだ言いやすいと思うんです。
この男女差も気になりますよね。
女って(主語でかい)自分のやったことを棚に上げて相手を激昂する人が多いですよね。
私自身にも言えることなんですが。
なので
「セックスを拒否したぐらいで外で彼女作っていいか、なんて頭おかしいんじゃないの?」
って取り合ってもらえなさそうな気がするんです。
男さんかわいそう。
1122(いいふうふ)では、夫の二也が妻の市子にセックスを拒否された場面の描写があるのですが、あの時の二也の悲しそうな顔とセリフが忘れられません。
夫婦にとってそれがいかに大切か、そうじゃないか。
これは価値観の違いなので、どちらも責められないと思っています。
でも拒否された側の虚しさやさみしさに、少しは思いを馳せて欲しいんです。
どれだけ惨めな気持ちになるのか。
そして一度拒否されてしまうと次に誘うのにどれほどの勇気が必要なのか。
このドラマが完結した際には、感想をnoteや動画で出したいな。
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>>前回の「離婚」弁護士相談の記事はこちら
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