ドリアンの黒刺(黑刺・ヘイツー)を初めて食べてみた話。お味は?
2024年7月22日、初めて「黒刺」を食べました。中国語で読み方は「ヘイツー」。
次の日に見たヘイツーを見るとわかりますが、トゲトゲの皮に炭をかぶったよいな、黒っぽいところがあるのが特徴です。ピッタリのネーミングですね。
ほかのドリアンの見た目は同じですが、これならわたしでも見分けがつきそう。
ちなみにマレー語で「DURI HITAM」英語では「BLACK THORN」と書きますが、こちらも意味は「黒い棘」。同じ意味でした。
黒刺は、ドリアンの王様「猫山王」(ムサンキング)より希少で値段が高く、おいしいと言われています。そのため、いつか食べたいな〜と気になっていました。
そしてとうとう道端で売っている果物屋さんで買ったのです!
マレーシアは1キロ◯円(リンギ)という売り方をします。
※1リンギ=30円
「これいくら?」
「黒刺(ヘイツー)は40リンギ、猫山王(マオシャンワン)は35、竹脚(ズージャオ)40だ」
値段を聞いたことで、一緒に見てるお客さんに
「あなたどこからきたの?」
と聞かれました。中国語に口音が少し違ったからでしょう。話すとすぐに外国人だとわかってしまうのです……。
「日本人だよ」
「わ〜、中国語が話せてすごいね〜!」
「ありがとう。ドリアン高いよね」
「え? ここのは安いわよ。わたしたちはJB(ジョホールバル)から来たけど、あそこは80リンギするのよ〜!安い安いっ!」
友好的で明るい彼女たち4人は、ドリアンのお尻をカットしてもらい持ち帰り用のケースに入れてもらっていました。
黒刺の実の色はオレンジ色。ふつうは黄色なので、まず色にびっくりしました。「わ〜〜」と身を乗り出していると、彼女たちが
「ほらほら、写真とりなっ!」
と催促したことが面白くうれしくて「それでは」と、写真を撮らせてもらいました。
ふと見ると、並べてあるドリアンの横にすでに実を出し、ケースに入ったドリアンが置いてあります。
「これは出したばかりだ。20リンギ(600円)」
(あれ、意外と安い)
「2つ買ったら38リンギにまけるよ!」
と店主。
実は小ぶりですが、ならばと2箱買って帰ることに。
こうしてわたしたちは、ワクワクしながら帰宅しました。
さっそく実食!
柔らかい実で、触るとズルっと実が露出しました。
ガブリッ。
「甘い!!」
『オレンジ色で甘くて種が大きい』
これがわたしの黒刺の印象です。
これからますますいろいろなドリアンが出てくる季節。
まだ食べていないドリアンにお目にかかったときには、またぜひ挑戦したいと密かに思っています。
黒刺(ヘイツー)についての情報はこちら↓
https://x.com/mame55trip/status/1817361695444263269?s=46&t=55JK2_B_UHfiEO7Ybg_juQ