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涙が止まらなくなってカウンセリングを受けに行った話

癒しの種を蒔く、早織です🌸
誰かに癒しを届けたくて、noteを始めたばかりなのですが
長年抱えてきたトラウマを解消するために、一昨日カウンセリングを受けに行きました。
そして今、とてもとても心が軽やかです!
自由になれたのだと感じています。

これを読んでいるあなたも、もし誰にも言えないまま何か辛い思いを抱えていたら、どうか勇気を出して専門家に頼ってみてほしいです。

***

日曜日の夜、わたしは寝る前から急に過去の色々なことを思い出してしまい、涙が止まらなくなりました。
トラウマは10年くらい前からのものでしたが、泣いたのは初めてでした。
思い出して嫌な気持ちになることはよくあったのですが、理性で無理やり封じ込めていたのだと思います。

いままでずっと、後悔、不快感、罪の意識に苛まれていました。
でも、わたしはそれを誰にも話さずに墓場まで持っていくのだと考えていたのです。

イメージワークによってネガティブな潜在意識を書き換えようともしましたが、自分ではどうにもなりません。

何年も経ってから急に涙が止まらなくなった自分にあわてました。

そして、自分の悩みに対応してくれそうな専門のカウンセラーを探して、
チャットでも電話でもなく、個人サロンの対面のカウンセリングを予約することができました。

対面を選んだ理由は、その方がカウンセラーとクライアントがお互いにそれぞれのエネルギーをより感じられるからです。
また、複数のカウンセラーが所属しているクリニックより、
個人で開業しているサロンの方が、カウンセラーがどんな人なのか事前にイメージしやすいです。

わたしはとにかく大きな愛情を求めていました。
自分を否定されることなく、ただまっすぐ話を聞いてもらいたかったのです。

当日、ドキドキしながらカウンセリングサロンまで歩きました。
申し込む際に、悩みについて大まかに記載しておきました。
その上でカウンセリングを受け入れてくださったのですが、
「本当に聞いてくれるのかな?」「変な目で見られたら嫌だな」など
の考えがよぎって緊張していました。

インターホンを鳴らすと、自分の母親より少し年上くらいの柔らかい雰囲気の女性が温かく迎えてくれました。お部屋は落ち着いたブルーの壁が印象的な明るい空間でした。

はじめに簡単なカウンセリングシートを記入してから、カウンセラーさんの優しい声かけでカウンセリングが始まりました。
「話したいこと、話せることから話してみてください。言いたくないことはぼかしても大丈夫ですよ」

わたしは話し始めはほとんどカウンセラーさんの目を見れていなかったと思います。
ですが、まっすぐにわたしを見て寄り添ってくださるのを感じていました。

わたしは1番ためらっていたことまで話しました。
自分という人間性を否定され、軽蔑されてもおかしくないと思っていたことを。
当時の自分がどんな気持ちだったか話しました。

カウンセラーさんは最後までわたしの話を聞いてくれました。
「辛かったですね」「頑張りましたね」と言ってくれた優しい声は、カウンセラーさんの心からのものだと感じられました。

そして、「もう卒業しましょう!」と明るく言ってくださいました。
当時は自分なりに頑張っていた。もう成長して変わっているのだから、今の自分が過去の自分を責めたら可哀想だと。
光も闇も合わせて自分なのだから」と言ってくれました。

わたしは初めて勇気を持って話して、最後まで聞いてもらえて、それだけでとても心が晴れやかになりました。

表面的には誰に知られることがなくても、自分はダメな人間なのだと
心のどこかでずっと思っていたのだと思います。

でも、カウンセラーさんは〈わたしの心〉をそっと抱きしめてくれました。
わたし自身もあのときの自分のことを認めて、やっと抱きしめることができました。

***

実は、カウンセリングを受ける前にトラウマについて母に話そうとしました。
ギリギリでやめて本当に良かったと思います。
どんなに親しくても大切でも、人にはそれぞれ受け入れられることとそうでないことがあります。
キャパシティは人によって異なります。

わたしがお世話になったカウンセラーさんは、家庭問題などの人間関係の研究調査に長年従事してきたそうです。
また、ご自身が鬱を患ったことでカウンセリングサービスを受けて効果を実感したことから、カウンセラーを目指されたそうです。

わたしはこの悩みだけは誰にも言えないとずっと抱え込んでいましたが、
カウンセラーさんは何も特別なこととは捉えずに聞いてくださいました。
それが何よりも嬉しかったです。

カウンセラーさんにその思いを伝えたところ、
実際にドラマよりも壮絶で大変な話が人の数だけいっぱいあるのだと教えてくれました。

それでも道行く人たちは何食わぬ顔で毎日歩いています。すごいことです。
そう思うと世の中に敵なんてそうそういないと気づきます。
みんな、1つや2つは大きな悩みや秘密を抱えながら生きている同士なのです。

ここまで読んでくださった方、、ありがとうございます。
さらっと書くはずだったのですが、2000字を超えていました💦

最後にひとつだけ。
夫がわたしをカウンセリングに送り出すときにかけてくれた、とても心強い言葉があります。
カウンセリングを受けると決めたことは大きな前進だね

その言葉にハッとしました。過去のトラウマに初めて泣いたのはわたしが弱っていたわけじゃない、強くなっていた証拠なのだと。
いままで蓋をしてきたことに向き合う準備ができたからこそ、感情が溢れ出したのです。

もしあなたが何か一人で抱え込んでいることがあれば、
人に頼ってもいいんだよ」と自分に許してあげてほしいです。
重要なのは、自分よりも心が強くて優しい人に頼るということです。
また、プロの人でも相性はありますから、あきらめずに頼れる人を探してみてほしいです。

あなたの心を抱きしめてくれる人は必ずいます😊






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