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【AI小説】14.スパイスと微笑みの午後:一組の愛の舞台

まるで自然の恵みを受けるように彼女からイイねを頂いた。彼女のプロフィールは同年代の穏やかさと親近感を漂わせていた。目がくりっとした可愛らしい顔立ち、清楚で洗練された服装、その一つ一つが優しさと真剣さを告げていた。ライバルは少ないようだったが、それが僕にとってはまさに恵みの雨だった。

彼女は食べ物に興味があるようで、その職業も食品関連の企画やプロモーションだった。そして何と彼女はスパイスに夢中。プロフィール写真にはスパイスカレーの写真が二枚、彼女の情熱を物語っていた。

僕からの最初のメッセージは、当然スパイスについて。僕もスパイスカレーが好きだからだ。そんな共通の趣味があって、話は思いの外弾んだ。徐々にメッセージを通じて彼女のことを知り、食事に誘うことにした。それからの1ヵ月、僕たちは日々、言葉を交わした。

ついにデートの日がやってきた。1ヵ月もの間、メッセージを続けるとは、なかなか根気が要る。しかし、その美しさには耐えられた。そんなわけで、当日は自分自身を整え、眉毛や爪、髪の毛まで手入れして待ち合わせ場所に向かった。

今回のデートの場所は、新宿三丁目のスパイスカレー店。待ち合わせ場所はお店の近くのファッションビルで決めていた。時間通りに二人とも集合し、互いの素顔を確認する瞬間まで、わくわくが止まらなかった。

店の開店と同時に入店し、カレーとチャイを注文。そして、お水が運ばれてきた時、マスクを外す。彼女の顔は、写真通りの美しさだった。横顔は特に素晴らしく、マッチングアプリを通じて出会った中で一番のタイプだった。

久しぶりにこんなにテンションが上がったことに、デートの喜びを再認識した。

カレーが運ばれてきてからは、彼女との会話はさらに弾んだ。僕たち二人ともが同じ味を好み、美味しいごはんを共有する喜びを感じた。こんな日々が続けばと思うと、心が満たされる。これこそが、真のデートの喜びだ。

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