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みんなが主役のチームづくり

メリークリスマス!どうも。まんぶです。
ボクにもサンタさん来ないかなって思っていたら、アドカレのトリを貰えました🙌
(ちなみに、子どもからは「プレゼントが欲しいなら手紙書けば?」と言われました…)

今回はコーポレート部門の責任者を任せてもらっているドクターメイトで始まったアドカレの投稿です。これまでのDMで過ごしたキャリアを振り返りながら、今取り組んでいる「みんなが主役のチームづくり」についてまとめようと思います。

素敵なアドベントカレンダーも、本日でラストです!

前回の投稿は、こちら。

2022年は激動の一年で、noteもすっかり更新できないまま終わってしまいました。時が経つのは本当に早いですね。毎年今年こそはnoteを書いて発信するんだ!と思いながらできていない苦笑
(いつの間にか、note社は上場!おめでとうございます)

この流れに乗って来年こそは...。ということでまずは書いていきます。

これまでのDMキャリアを振り返る

ジョインした当初は20名くらいで、コーポレートは今回のアドカレ発起人である経理のばしこさんと、今では相棒で人事のあづみさん、そして、たまに弁護士をしている(?)というCLOの川﨑さんしかいない立ち上がったばかり。新米(?)COOの宮崎さんがコーポまで管掌していて、採用もハンズオンで担当されていました。

そんな宮崎さんから背中を預けたいとオファーをもらって始まったドクターメイトでのキャリアももう1年半になります。宮崎さんとはチームづくりについて対談もしてみたのでよかったらご覧ください!

当時は現在のオフィスの一つ前。10人ちょっとしか入れない規模。

前職にジョインした時もこんな感じだったな〜と、ワクワクした気持ちと「ここから2年くらいってめっちゃ大変なんだよな…」と未来を想像してドキドキしたのを今でもよく覚えています。
それといくつかの会議に参加する中で、チームは利用施設数を伸ばすために、全力で駆け抜け、声を掛け合い、支え合うまとまりの強さがとても印象深かったです。

DMは、とてもハートフルでウエットな文化が根付いており、今でも大切にしています。

ここまでの歴史についてはこれまでのアドカレでも紹介されているのでさらっといきます。ジョイン後のトピックとしては、

etc…
ベンチャーは1年もあればいろんなイベントがありますが、本当に色々なことがありました。
(詳しい歴史が気になる方はこちら!)

もう正直に書いてしまってもいいのかなと思うので書いちゃいますが、初日に感じた「めっちゃいい感じじゃん」から少し経って状況を把握してくと「やっぱりベンチャーだからそんなに上手くいってるわけないんだな(笑)どこも一緒の課題ありだ。」と感覚が変わりました。

もちろんそうした課題を解決するために声をかけてもらったので、仕事があってよかったですし、先ほど触れた文化もあって悲観はしませんでした。

前職で10番目に入社して3年後に卒業するころには事業も会社も20倍近くになった過程をコーポ責任者であり、経営の中心を担って学んできたことを活かして同じような成長曲線を実現するチームづくり、仲間集め、そして、事業づくりを期待されていると思って動き出しました。

正直、予想外の出来事というのはあまりなく、だからと言ってなんでも自分でやることもなく、ちゃんと経験をしてもらったり、考えてもらう時間をとりながら一緒に成長する過程を踏んでこれたのではないかと思っています。

そういう意味では今のところ楽しくいい感じです。
(これは振り返りになっているのか?笑)

自分たちの仲間は、自分たちで集める

さてここからは成果も交えた話を書いていきます。

ジョインしてからの1年半でチームづくりにおいて最も変わったのが、採用です。今はわかりやすく話すために「採用」という言葉を使いますが、感覚・考え方としては ”仲間集め” となっています。
当時は、採用の意思決定に関わっているメンバーが少なく青柳さんと宮崎さんがほぼすべて、ナースは根廻さんと青柳さんくらいです。話を聞いたことはないのですが、メンバーとしては「経営が採用した新しい人が来た」という感覚だったのではないかと思います。

自分のこれまでの過去の体験から、人事や経営陣、上司が決めた人に対しては他責になりやすく、活躍するまでを支援というのはなかなか期待できなかったり、チームに馴染めなかったりすることも多いと思っています。
一方で、面談や面接に参加して「この人と一緒に働きたい」と自分で思えたら仲間と認識し、チームにフィットして活躍するまで責任感を持って関わってくれる、多少の問題は責任を持って乗り越えてくれるのでジョインしてすぐに採用ではなく、全員参加の仲間集めへとシフトさせていきました。

具体的に何を変えたかというと…
1. 情報発信量を増やした
2. 人事>メンバー>マネジメント>経営と全員参加型で面談・面接のステップを長くした
3. オファー面談参加自由にした

1つ目の情報発信量の増加については、ピッチ資料を整備し、エントランスブックを作り、コンテンツを定期配信し続け、みんなでは発信するという話なので先日のアオパンのアドカレと、エントランスブックを貼っておきます。ぜひ合わせてご覧ください!

2つ目の面談・面接ステップについては、タイトルにもつながる話です。まだ20名ほどの会社で、1年後には40〜50名と倍になる(イマココ)、そして、またその次の年には1.5〜2倍になる。事業成長に合わせてチームも拡大を続けるという中においては、今いる全メンバーに「自分たちの会社だ」「事業・チームを作っていくんだ」と強いリーダーシップと責任感を持ってもらう必要がありました。
そこで、”自分たちの仲間は、自分たちで集める” “採用は、仲間集め”という言葉とともに、メンバーが面接に参加し、自分たちが一緒に働きたいと思える人を次に送り出すという権利を持ってもらうようにしました。

なので、実は人事は選考をしていません。
あくまでカジュアル面談やフォローワーとして候補者に寄り添い、全力で情報提供をし続けます。DMの選考に進みたい、入りたいと思っていただけるようにプレゼン・フォローをするのが人事の役目です。

現場=最前線で戦うメンバーが、一緒に戦いたいと思える仲間を見つけ、「この人だ」と思ったら全力で「ドクターメイトで働きたい」と思ってもらえるように現状の課題やジョインしてくれたあとのイメージ、想いを伝えます。

それ以降の選考プロセスも同じですね。
候補者とDMがフラットにお互いの相性を確かめ合う、思いを共有し合う。選ぶのではなく、選ばれるための選考プロセスを用意し、みんなで仲間集めをしています。

ちなみに、こうした取り組みをすると「面接慣れしてない人だと見極めができないのでは?」「トレーニングしていない人を面接に出していいの?」といった議論が起こります。様々な考え方がありますが、ボクはあえてトレーニングはしないで送り出しちゃっています。

なぜならやって欲しいことは「一緒に働きたいと思えたか」「今、自分たちができていない・足りていないことを補ってもらえる仲間になって欲しい人か」と判断をするだけだからです。
トレーニングして簡単に面接がうまくなるわけではないし、質の高い面接には経験+構造化が必要な話なので時間もかかります。ドベンチャーで面接未経験のメンバーが多い中では負荷の高い作り込みをしても仕方がない。人を見るよりやり方を踏襲することに脳内リソースを持っていかれてしまいます。
であれば逆に、ありのままを見せて「あ、この人たち・この会社で頑張りたいかも」と候補者に思ってもらえる方がお互いにハッピーだと思いませんか?(ちょっと押し付けかも笑)

3つ目のオファー面談参加自由については、ハートフルでウエットなDMらしさが存分に出ているなと思います。
現在は、面接に参加したメンバーが総出、なんなら面接に参加できてないから早く会いたいと言って参加してくれるメンバーまでいるので、人事含むと6名とかでオファー面談をするのは当たり前の光景になりました。

ほぼすべての候補者の方が、Google Meetに入ってきて「えっ!?」って顔をします(笑)

そりゃ、6人に囲まれたら流石にビックリしますよね。でも、自分たちの仲間を自分たちで集めるなら、オファーする時も「なぜ来て欲しいのか」という理由や思いは言葉にして伝えるべきだし、口説くべきなので全力で愛の告白をしてもらっています。

役員だけが口説くのではなく、隣でともに戦う仲間からのオファーは、まさに“自分たちの仲間は、自分たちで集める”の象徴だと思います。

こうした取り組みを作り上げていったことで、年間応募数も4倍まで増え、エンジニア採用も順調!30名近い新たな仲間がジョインしてくれました。
(実はナースチームも別で40名以上ジョインしているのですが、それはまた別の機会に)

みんなが主役のチームづくり

仲間集めだけでも話が永遠に終わらなくなってしまいそうなので、まとめます。
2022年は、”自分たちの仲間は、自分たちで集める”が浸透した1年でした。それと同時に、『みんなが主役のチームづくり』の第一歩を踏み出すこともできたと思います。

DMは年末に次の期がスタートするので、「あー、今年も終わったー」みたいな一息をつく感じではありません。むしろもう次の期が始まってロケットスタートを切っています。そのきっかけを作ってくれたのがキックオフイベントです。

懇親会の乾杯は数時間後、その前に事業戦略共有会があるのにウエルカムドリンクと称して、会議早々からお酒OKでのスタート(笑)

結果的には、元々チームにある暖かい空気感がより高まって、リアクションも大きくなり、素晴らしいエネルギーを生み出した会となりました!!
実はこれも、経営陣ではなくメンバーからの声で実現しました。

その他にも、グループをリードするグループオーナー間での連携MTGが独自でスタートしたり、インターン生と新卒1期で新卒2期の仲間集めをしていたり、メンバーが役割を持ってチームづくりを牽引してくれています。

どんだけ同じ集合写真使ってるのかというツッコミがそろそろ出そうですが、お許しください(笑)
集合機会が少ないのと、直近のいい写真でみんな使い倒してますね。

話を戻して…
人事としては、こうしたみんなの主体性をもっと後押しできるように、またまだ主役になり切っていないメンバーが飛び出せるように仕掛けていく予定です。
例えば、自らキャリアを歩めるようなフリーエージェント制度を導入しようとしていたり、上下関係ではなく役割としてチームのフラット化を進めていたり、仲間集めを社内からもということで社内公募を始めたり、プロジェクトを自ら起案して提案できるようにしたり…

書き出したらキリがないですが、間違いなく2023年は、さらにみんなが主役のチームづくりが進みます。

経営陣が最初は不安もあって全部自分たちで持とうとしていた仕事を成長して仲間に任せる、頼るようになったこと。
託されて最初はバタバタしたマネジメントラインやメンバーが新たな仲間の力も加えて徐々に期待以上の成果を出せるようになってきたこと。
任し任される土台が整ってきました。

確実にチームは進化を続けています!!

そんな、まだまだ進化が止まらないボクたちは「すべての人生を右肩上がりにする」というミッションを掲げ、「持続可能な介護の仕組みを創る」というビジョンに向かって挑んでいるチームです。
日本の介護をどうにかするってめちゃくちゃ大きな社会課題なので、この大志を実現するにはまだまだ多くの仲間が必要です。

話の続きが気になる方、社会課題なんとかしたい方、アドカレ読んで会社に興味が湧いた方、ぜひ一度、話をしにきてくれたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

そろそろ、サンタクロースから託された、子どもへのプレゼントを設置する業務に移ろうと思います。

🎁メリークリスマス🎄

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