デイサービスから母が借りてきたもの。
2012年4月16日の記事に加筆修正を加えてアップしています。有料記事となっていますが、無料で全文読めます。
先日から、母がずっと探し物をしています。
詳しく聞いてみると、
どうやら、デイサービスから本を借りたらしいのだが、ない。
と言うのです。
内心「認知症がある人に、本貸すの??」と思って疑っていたのですが
デイサービスの連絡帳を見てみると
「白い袋に入った、小学生の本と中学生の本を
貸し出していますので、家で探してみてください」と書いてありました。
それを見た母は、必死に探しているのですが、
「何という本を借りたか分からないし、借りた覚えもない。」
と言いながら探しています。
「確かに、認知症だから借りたことは覚えてないだろうなぁ。」
と思いつつ、イライラしながら文句言いながら
必死に探しているので、一緒に探そうとするものの
借りた本の名前も書かずに、探して下さいと言われても
家には溢れんばかりの本の山が、
私の部屋以外にもたくさんあるので、正直分からないし、見つからない。
娘たちの用の絵本も、たくさんあるので
一体、どれなのかも、私にも、分からなくて。
「貸し出してくれるな!」とは、言わないので、
せめて、連絡帳には、タイトルだけでも書いて欲しいなぁと思うのでした。
(その後、無事に絵本は見つかりまして、返却しました♪)
認知症の人って、確かに忘れることも多いけど
失敗することとか迷惑をかけることを異常に嫌がるので
(うちの母の場合は、それが顕著でした。)
こんな風に、何かを忘れているとか、していない。とかを指摘された時に
意固地になったり、執着したりし始めて、意外と大変なんです。
この時の場合は、ノートを見た瞬間は「本を探さなきゃ。」と思って
探しているのですが、段々と探しているうちに
自分が何を探していたのか、分からなくなってしまって
何を探しているのか分からないけれど、何かを探さなければならない。
と必死に、探し物をし続けたり
「なんだか分からないけれど、不安で不安でしょうがない。」
っていう状態になってしまって、落ち着かなくなる。
なんてことが起こりやすいです。
誰だって、失敗を指摘されるのは嫌ですが
認知症の人も、やっぱり失敗を指摘されるのは嫌なのです。
と、分かっていても、失敗や間違いを指摘してしまって
いっつも喧嘩になってしまってたんですけどね。。。。笑
これで、本文は、全部です。
これより先、記事は続きませんが、面白かった〜!
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