相談（１） 子どもに「ひま」と言われるたびに焦ります
「オンラインみんなの子育て相談室」は、
皆様からいただいたお悩みや質問をもとに、
心がちょっと軽くなる考え方のヒントを一緒に考えていく、
子育て世代のための相談室です。
回答：かわてみか（み） インタビュアー：高田ともみ（と）
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子どもに何か要求されたら、
必ず答えてあげなくては、と思っていませんか？
「お母さん休業宣言」おすすめです。
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と：さあ始まりました、「みんなの子育て相談室」！ インタビュアーを務めます高田ともみです。
この相談室では、皆様から寄せられた相談をもとにお話を進めていきます。
（ライブ中に）いただいたコメントや質問も積極的に活用しつつ、私の個人的な質問も合間で投げかけていきたいと思いますので、みかさんどうぞよろしくお願いします。
み：よろしくお願いします。
と：さて、早速最初の相談から行ってみましょう。
Q . コロナの影響で休校が始まり、子どもがずっと「ひま～」と言っていて、何かしてあげなくては、と焦ってしまってばかりです。どうしたらいいでしょうか。（Kさん／小学生の母）
と：このご相談、私は何度もうなづいてしまいました。休校に限らず、子どもに「ひま」って言われるたびにハッとして、なにかしなければと焦ってしまう時がしょっちゅうあります。
こういう時、親はどう関わったらいいんでしょうか？
み：そうですね、私にも同じような経験があるのでわかります。でも、子どもに「ひま」と言われるたびに親が何かしようとしなくてもいいんじゃないかな～と思うんです。
と：即答ですね（笑）。確かに、条件反射的な「何かしてあげなきゃ」になっている気がするんです。これだと1日もあっという間だし、親の方が疲れてしまう。
み：そうですね。そのためには、まず親である自分自身が、「許す」こと。「子どもの要求全部に答える必要はない」ということを自分に許すんですね。そして、たまには「お母さん、今日はお休みします」と宣言することを心がけてみてほしいです。
と：なるほど。答えなくていい、とまずは自分に許すんですね。
み：はい。それから、子どもにお願いしてみるのもおすすめです。「今日はママを楽しませて～」など、ひまつぶしの内容から、子どもに聞いてみてもいいのでは。
と：そういえば、私もこの間することがなくて、娘に「たまには手紙でも書いてよ～」と言ってみたら、2枚書いてくれたんです。めちゃくちゃ熱い母への愛を綴ったラブレターでした（笑）。こんなことでも良いのでしょうか？
み：とってもいいですね。思いついた時に、気軽にリクエストしていくといいと思います。うちでは先日、「３行クッキング」というのをやってみたんですよ。
と：３行クッキング？
み：はい。要は、息子に調理をお願いしたんです。私はアシスタント役。材料を切ってフライパンの近くに置きました。そして作り方を3つくらいの簡単な工程に分けて3行のレシピを紙に書いたりLINEで息子に渡す。「あとはお願い♪」と。
と：シンプル！
み：そしたら本当に作ってくれたんですよ。年齢や経験にあわせて、親がどこまで準備をするかは変えてもいいと思います。これが家庭科学習にもなると思ったら、家事も手伝ってもらったうえに、学校でのお勉強もひとつクリアですよね。はじめはいいとこ取りで料理に興味を持ってもらいましょう♪
この オンライン子育て相談室は、
市民団体「ママと暮らしのデザイン社」
との共催で開催した
インスタライブをもとに再構成したものです。
解説： かわてみか（おやこコーチングmamanoria）
HP https://coaching-ehime.com/
取材： 高田ともみ（編集者／作文教室の先生）
Note https://note.com/tomomitakada
協力： 視聴者の皆さん
【個別サポートメニュー】子育て相談
【子どもの発達支援講座】
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