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生きているのではなく耐えている

生きているのではなく耐えていると思うことが増えた。耐えている。耐えながら寝て起きて働いて家事をしている。生活をしている。

悲しみはいつも波があって、案外その瞬間は辛くなくても段々と鋭さを増して刺してくる時がある。

「眠ればたまに会える代わりに顎の痛みに目が覚めてしまう」(春一番/yonige)

忘れてもいつか思い出すためならいいよなんて寛大な心はなく、本当はずっと私の事忘れないでどこかで考えていて欲しいのです。

逆剥けをひっぱりすぎて血が滲んだ。虚しさはいつも予感無しでやってくるから、対処ができない。

私は私のことを好きになって、そんな私を好きになってくれる人と一緒にいると決めたよ。でも、やっぱり簡単なことじゃないみたいで、忙しさにころされて涙腺はいつもゆるくて、些細な言葉で心がぐらつくようになっているのよ。でも、その度に何とか思い直して立ち上がって平気な顔をしているのよ、だって私は強くてよわい。


最近は本当に将来のことが不安で仕方ないです。新卒で入った会社は半年で辞めて、今派遣として働きながらも薄給だし責任の重さは正社員と対して変わらないし、ただ時間の浪費をしているようにしか思えなくて、それでも4月になって周りも私も社会人2年目になって、私だけ同じ場所で足踏みどころか永遠に前だけ見ながら後退しているような気分になります。
ひとつのミスで自分の全てを否定されたような気持ちになります。本当はそんなことないってわかってるけど、どうしても周りの目が気になってしまいます。増えた薬の副作用でぼんやりとしています。感覚が鈍くなったような心持ちです。私は、きっと、誰かから否定されること呆れられることが怖いんだと思います。

アルコールで沈めた不安が、翌朝せりあがってくるとき人生の不条理をまざまざと感じてしまう。きっと今仲良くしている人たちも、一部を除いて他人になる未来がある。いつか今感じている不安よりも大きなものに苛まれる可能性がある。私が好きな音楽を、あなたも好きだと言ったとき、そういう嬉しさだけが人生を彩ってくれないかなと思った。

好きなアニメのクールが終わって、1週間の境目が曖昧になった気がする。
うるさいアラームに半ギレして無理やり起きて無心で支度をして家を飛び出して公共交通機関に揺られて、人の距離が近くて、気持ちが悪くて、職場について、すこし準備をして、働いて、味のしない昼ごはんを無理やり胃に押し込んで、ひたすら無心でいるように努めて働いて、またうるさい箱に揺られて、帰宅して、くたばって、胃に食べ物をつめて、無理やりお風呂に入ってスキンケアをして、すこしSNSを見て、寝落ちする、生活。きもちがわるい。

青はいつまでここで耐えとけばいいんだろうね、誰も答えなんて教えてくれないけど。

じゃあね。

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