【読書】ティール組織を途中まで読んで

今日は読書記録です。

概要

書名 ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現
筆者 フレデリック・ラルー
発行 2018年

新しいタイプの組織=進化型(ティール)組織の紹介と、どうすればティール組織を作れるか、という本です。組織作りみたいなものは関心があったのと、だいぶ前にKindleで購入して読んでいなかったので、今回挑戦しました。

な...長い

 実はまだ、全部読んでおりません!長いのです...。私の読書力が落ちたのかもしれませんが、直近で読んだ本たちと比べて進みが遅い...!読み終わるまでにかなり時間がかかりそうなのと、読み終わるまでにはじめの方の内容や読んで考えたことを忘れちゃうのでは!?と、思ったので、第二部の第三章で一度切りました。全体の40%くらい読んだ状態です。
第一部では組織のタイプ分別と、組織がどう進化してきたかについて述べています。第二部では世界中の実例を踏まえながら、ティール組織の具体像を教えてくださっています。

自主運営組織

 まだ途中なのですが、こんな組織が本当にあるんだ!?と驚きです。主な特徴としては
・誰しも自分の仕事について最終決定権を有する
・役割は流動的に変わる
・管理スタッフはいないか、少ない
・社員の自主性を尊重、評価

した組織というところです。今までの組織は反対に
・決定権はトップか、全員の同意に基づく
・役割は固定的
・多くの管理スタッフが現場スタッフを統制
・社員は決められた仕事を行う
といったところでしょうか。私の勤める会社はティール組織とは全く反対のような会社で、もっと、いろいろとやりたいなぁ、固いなぁ、ともどかしく思うこともあるので、ティール組織は素直に羨ましく思いました。実際に、ティール組織の会社は働きがいがあるとして、人気も高いようです。

これからの時代に合っていそう

 本書では時代が変わるごとに組織も変わる、として、組織の進化を時系列で整理してくれています。 これからの時代は個人が主体的に動いて、変化の早い時代にあったプロダクトやサービスを速いスパンでリリースしていく時代です。そんなときに必要な組織は、凝り固まった硬直的な従来型組織と、その組織の枠にはまった社員、ではなく、柔軟な組織と柔軟な社員なのだろうなと思えました。もしかしたら、10年後、20年後にはこのティール組織も珍しくなくなっているかもしれません。

個人的な考えとも一致

 私自身、今の会社で働いていて
・予算の取り合い
・仕事の押し付けあい
・配属ガチャ
・受動的な社員
等を見てきて、いい気分はしませんでした。特に、向いてない仕事を無理にやらされて疲弊している人を見ると、もっと柔軟にどうにかできないのかな、と、悲しく思いました。その人には能力や適性をいかして、別の仕事をしてもらった方が組織としてもよほど効率がいいはずです。
 また、自分自身が配属ガチャのせいで、やりたい仕事をできていないため、不満な気持ちもあります。社員の不満を減らし、能力を最大限生かすには、今の組織よりティール組織の方が間違いなくいいはずです。

続きも頑張って読もう

 ここまでnoteを書いてきて、ティール組織いいじゃん!という思いが強くなりました。私の勤めている会社全体をティール組織にする、というのは難しいかもしれませんが、自分がマネジメントしている範囲だけでもティール組織の要素を取り入れることはできるかもしれません
 まだ読んでいない部分の目次だけ読むと、ティール組織を作るためのヒントも本にあるようです。いつも読んでいる量と比べて長かったので挫折しかけましたが、もう少し読んでみます。

以上

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