【映画】やっぱりハリウッドってすごいんだな
今日は映画レビューです。
概要
表題 Catch Me If You Can
監督 スティーヴン・スピルバーグ
出演 レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス他
公開 2002年
レオナルド・ディカプリオ演じる天才詐欺師フランクを、トム・ハンクス演じるカール刑事が追いかける物語です。前からなんとなく気になっていたので、プライムビデオで見てみました。
ストーリーに無駄がない!
観終わって、ストーリーがめちゃくちゃうまいなぁ、と率直に思いました。この映画、メインストーリーは詐欺師と刑事の捕物帖です。フランクが頭を使ってカールを煙に巻いてしまう様子などは、鮮やかで圧巻です。しかしそれ以外にも、
・家族の再生を願うフランク
・逃走劇の中で生まれる、フランクとカールの友情
・能力を昇華させるフランク
等、いくつかの要素が盛り込まれています。ふつう、そんなにいろいろ盛り込むとストーリーがとっちらかるというか、この映画は何の映画なんだろ??と思ってしまいそうです。そうならずにキレイにまとまっているのがすごいなぁと思いました。
名優二人
メイン俳優二人の演技も光っています。レオナルド・ディカプリオさんの詐欺師役はぴったりです。演技をしている詐欺師の演技をするっていう、二重の演技をして違和感がないというのは、実力があるということでしょう。また、トム・ハンクスさんの刑事役も、詐欺師フランクを厳しく追い詰めつつ、だんだん彼を見守りたい、助けたいというような雰囲気が出てきます。その微妙な心情の変化を滲ませるのが上手だなと感じました。
じ、実話ベース!?
驚いたのが、この映画が実話をベースにしたものだということです。事実は小説より奇なり、とよくいったものですね。そしてこの驚きの実話をこんなおもしろい映画に仕立てあげてくれたスピルバーグ監督に感謝です。
まとめ
誰が見てもおもしろいと思える、かといってくだらないわけでもない、素晴らしい作品です。どんな人にでも、ぜひ見てみてほしいです。
以上
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