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【読書感想】しょぼい起業で行きていく

最近、不登校と 若者の居場所について考えています。

長女の学校嫌いと、区民活動として行っている若者の居場所作りからです。

そして、先日、この面白い本を読んでいました。


起業すればいい

我が家の不登校児の長女は、朝、起きるのが得意ではありません。

もちろん、どこかにお出かけするときには、張り切って一人で起きて、さっさと準備をすることができます。

でも、学校に行く日にちゃんと朝を起きるのは、ミラクルです(笑)

中学・高校・大学に、【普通】にいくのかは・・・・ わかりません。

今の状態が続けば、行かない確率が高いんじゃないかなと思えてしまいます。

でも、この「しょぼい起業で生きていく」の本を読んで、

そっか!長女は、起業すればいいのか!

と覚えて、なんだかちょっとほっとしました。

【普通】に就職しなくても、他にもいろいろな道がありますよね。

できること、やりたいことをビジネスにすればいいのです。

まあ、そう簡単に言っても、できるのかなあって思っちゃいますけどね。

でも、幸せに生きるために生まれてきたのですから、幸せな生き方を選びたいものです!

心の健康のためにも、大事なことだと思います。

好きなことをやる →ノンストレス
好きでないことをやらされる →ストレス

死ななくてよかったと思える日々

東京の中野区に「しょぼい喫茶店」が出来て、大繁盛したというお話も書いてありました。

この喫茶店のビジョンとして面白いのが

周りに人が増えるだけでなんとなく元気になる
死ななくてよかったと思う人が増える

ということなのです。

そういう居場所があり、しかも そこで働いて必要なくらいのお金が稼げると、幸せと生活の安定が取れて、いいだろうな~と思いました。

人生に目的を持てず、苦しくなって、「何で生きているんだろう」「もう生きるのを諦めたい」と思ってしまっている人が、こういう場所を見つけて、人と緩くつながれることで、「死なななくてよかった」とおもえたら、それだけですごく温かい気持ちになりますよね。

ここ1年くらい見守っているある若者が、先日元安倍総理を襲撃した容疑者に対して

もっと社会とつながっていて、人とつながる居場所があったら、ああいうことはしなかったのではないかなと思う

とコメントをしてくれました。

おそらくその彼自身が、もっと社会とつながりたい、もっと人とつながりたい、そういう場所が欲しい、と思っているので、その容疑者と自分を少し重ね合わせて、考えることがあったんだろうと思います。

しょぼくても生きてていい。
しょぼくても生きていける。

そういう社会だったら、誰もが生きやすいんじゃないかなあって思います。

日本は、競争社会で、何かが出来ないとだめ!となっちゃって、窮屈な気がします。

算数が出来なくてもいいんです!
足が速くなくてもいいんです!
音痴でもいいんです!
自信がなくてもいいんです。

あなたは、あなたの生き方を選ぶために生きてきたのです。

周りのみんなが、あれやれ、これやれ、といろいろ言ってきますけどね。

でも、人とつながり、気楽にできることをやって、生きていける社会。

私に何ができるかなと考えながらも、子供の幸せを願う私です。


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