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大好きな野球を通して感じる子どもの成長。

日曜日は息子くんの誕生日でした。その日息子くんの野球部の準決勝、決勝がある日。でも今コロナで無観客試合。

息子くんは小1からずっとスポーツ少年団でソフトボールや、クラブチームで野球。今は部活で野球。何なら保育所の頃から夕方は草野球。ずっとずっと野球(ソフト)をしてきました。

小さい頃の息子くん「ママ今日の試合来る?」と来て欲しそうに甘えたように聞いてくる甘えん坊くんでした。


皆さん、プロ野球を観ていて思った事はありませんか?

「野球選手ってどうやって今のポジションが自分に合っているって思ったんだろう?」って。

うちの息子くんはキャッチャーをしています。


小学生の頃のスポーツ少年団でもキャッチャーをしていました。

その頃聞いた事があります。

「キャッチャーって大変じゃない?中腰もしんどいし、早いボール来るしママは怖いなぁ。どうしてキャッチャーが好きなの?」

「キャッチャーはね、試合が全部見える場所なんだ。だからだよ」

確かに!!野球を観る、特等席かも!と感心した私。


中学生になりやっぱり野球部に入部。1年生の春「ピッチャーをやってはどうか」と先生に言われてピッチャーをした事がありました。でもすぐにキャッチャーに戻ることに。

またまた聞いてみました。「何でキャッチャーがしたいの?」

「僕ね、ピッチャーをして気づいたんだよ。僕はピッチャーがしたいんじゃなくて、ピッチャーに気持ちよく投げてもらえるキャッチャーになりたいんだってね」

彼は毎日毎日グローブの手入れをしていました。ピッチャーの投げたボールをキャッチした時の「パシンッッッ!!!」と言う音を綺麗に鳴らす為。オイルを塗り込み、音がしっかり鳴るように型を付け。。。


小学生の頃の彼は、『自分』が「楽しい野球がしたい!」だったのが、中学生になり、自分だけではなく『相手』が、『チーム』が「楽しく野球が出来るように(サポート)したい!」「声をかけたい!」「笑顔を引き出したい!」

昔は丸ごとひっくるめて『野球』と思っていた風景が、その中にも一人一人の想いと成長があるんだと改めて感心。

息子くんを成長させてくれている『野球』とそれに関わるチームメート、先生、保護者。野球を通して出会えた皆さんに感謝が込み上げて来る。そして何より、私を『野球』に出会わせてくれた息子くんにも。


誕生日の日曜日の無観客試合。グランドに応援に行けないママは自宅でそわそわ・そわそわ。呪文のように繰り返す「彼なら大丈夫。大丈夫」息子の成長を信じ待つ。


その日の帰って来た彼は

「とにかく楽しかったんだよ。ママ」「前は僕が打たなければ!って思ってたけど、今はね、僕が打てなくてもチームのみんなが打ってくれるって信じられる。だからね楽しめるようになったんだよ」

と笑顔で教えてくれました。


コロナ禍の部活動。3年生の彼に残された試合は後少し。。。

一試合でも多く今の彼の大好きなチーム、大切な仲間達と、一試合でも多く、どうか試合が出来ますように。

一試合でも多く、先生や保護者の皆さんと一緒にこども達の応援が出来る、こども達の成長を共に喜び合える。そんな時間が過ごせますように。。。


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