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心の土台を褒めて固める。

週末オンラインで開催した子育て講座で、あるママさんからの質問です。

「褒める子育てをいくら頑張っても、この先小学校や中学校に行って、周りから良くない対応をされたり、褒められなくて認められない事が沢山ある。今褒めて育てる事で、その時に褒められない事が大きなストレスになるのでは?」

我が子の事を考え、我が子のこの先の人間関係まで想像し心配されている。我が子を想う気持ちに溢れる素敵な質問だなぁと感心しました。


私はこれまでの人生で、沢山理不尽な事を経験し、悲しい気持ちや悔しい気持ちを体験してきました。それでも私の心は折れず、その度に乗り越えて来ています。

うちの母は私が幼い頃、家族がどんなに大変な状況でも、その日にあった良かった事を想い感謝する人でしたし、今でもお日様のように暖かい母です。

そんな母から「かこちゃんは大丈夫」「きっと上手くいくよ」と丸ごと肯定される。すると何だか私の心の底からむくむくと勇気が湧いて来ます。

それは小さい頃からずっと。悲しい事も沢山あったけど、「きっと私は大丈夫。何とか出来るはず。もうちょっと頑張ってみよう」と勇気がむくむく湧いて来る。


子ども達は徐々に私達の手を離れ、人生の大海原に漕ぎ出していきます。

今の小さい我が子に、沢山の肯定的な声かけをふりかけて、しっかり心の土台を作ってあげると、この先出会う困難な状況でも自分を信じ、勇気を持って、何とか前に進んで行ける。

「今、小さいお子さんを肯定する(褒める)ことが、困難を乗り越え、理不尽にめげない心を育てていきますよ」と講座の参加者さん達と共有したお話。

みなさんにもすこぉし、お裾分け。

みなさんの心の土台には、どんな言葉がありますか?

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