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『程よい距離』でしっかり『聴く』

今日は心理士仲間と主宰しているココロトモニのオンラインペアトレ講座の同窓会でした。これまでの参加してくれた卒業生のママさん達と久しぶりに画面の中で再会。ママさん達のお顔を見ながら、私にとっても皆さんは大切な子育て仲間だと実感する。

オンラインペアトレ講座では幼児さんから高校生までの幅広いコースで講座を開催しています。今回の同窓会ではその中でも小学生、中学生、高校生のママさん達。
受講当時を振り返り、その後の変化について語ってくれたママさん達。

「当時うちの子はどん底でしたが、オンラインペアトレを受講して『怒らないようにしなくては』から『褒めよう』に意識が向くようになり、子どもにどんどん意欲が出て、うちにこもっていたのが周りに目を向けてやりたいことを見つけられるように変化していきました」と嬉しそうに報告してくれたママさん。
子どもは、周りの大人から肯定されることで自分に自信を取り戻していきます。そんな子どもの変化を見ていると、ママも自信を取り戻して元気になっていく!そんなママ達にオンラインペアトレ講座では沢山お会いしています。

また今回の同窓会ならでは。(普段の講座はお子さんの年齢別にコースが分かれています)お子さんの年齢が違うママ達で集まって話したおかげで気づいた学びも。
それは子どもとの距離感。親子の『程よい距離』はその親子によっても、子どもの年齢によっても変化していく。子どもの成長に合わせて、わたし達親も成長していかなくてはいけないんだ。と気づかれたママさん。

そのきっかけとなった高校生のママさんからの報告「一歩ひいて子どもを観れるようになり子どものことを認められる、尊重できるようになった。そうすると子どもも子どもで、親に安心して話をしてくれるようになり、以前より親子でお互いの話が聴けるようになった」また、「「無理」とか「知らない」と否定的な発言をしたとしてもその後頼んだことをしっかりとやってくるようになった」と話して下さいました。
また逆に高校生のママさんは、今回小学生・中学生のママさん達との交流で、子どもの成長や出来るようになったことが確認出来たと、お話して下さいました。

人はなかなか、子育てを含めた人間関係のしんどさの渦中にいる時には、状況が客観的に見れず、ついつい焦ったり不安になったり。そしてイライラして怒る回数が増え悪循環に陥ってしまう。そんな時こそ周りの人の意見や話を『聴く』ことが大切。

『聞く』は耳できく。
『聴く』は耳と目と心を使ってきく。

そしてこの『聴く』のパワーは繋がっていく。この高校生親子の『聴く』は、同窓会参加者のママ同士の『聴く』に繋がり、そしてそれがそのママとその子どもとの『聴く』に繋がっていく。

マネジメント理論を作った社会生態学者のドラッガーさんが言っています。
「人は『人の成長を手助けする』ことによってのみ成長できる。」

『聴く』はこの「成長の手助け」だと私は考えています。
子どもの言い分をしっかり聴く。子育て仲間の話をじっくり聴く。
それが『わたし』の成長に繋がっていく!

オンラインペアトレ講座をきっかけに親子の良い循環、良い関係にシフトされていった卒業生の皆さんの、親としての成長を感じて1人でジーンと感動。ファシリテータ冥利を味わう。。。

私もママさん達の「成長の手助け」をされてもらっているおかげで、子育て支援者として成長させてもらっている。もちつもたれつ。『聴く』のパワーはものすごい!
また皆さんのお話が聴けるのを楽しみ・・・。
『聴く』子育て仲間の輪が広がっていきますように


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