幼稚園登園拒否!
今読み返すととても懐かしい店長と過ごした濃厚な時間。
幼稚園登園拒否を何度か乗り越えてご機嫌に幼稚園に通いはじめ、そして長かった幼稚園生活も間も無く終わりを迎えようとしています。
今でも思い出す。店長との思い出の日々。
コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令された昨年の5月のこと。店長は幼稚園の登園を控え家や店で過ごすことに。
当時はあまりまだ実体の掴めていないウィルスだったので、我が家も外出を極力控えて過ごしていて、お店も予約販売限定、さらにお店の中にはお客様は入れない仕様にさせていただき、お店の外でのお受け渡しという対応をしていた。
そこまでしているのに、店長は幼稚園に行かせるの?
そんな疑問を持った私は、幼稚園への登園を控えることにしたのです。もちろん幼稚園側の負担を減らしたい。そんな思いもあったりして、、
そして緊急事態宣言が解除され、登園を再開した店長でしたが、、登園できなくなった子や、玄関まで来てやっぱりダメで、ママと帰っちゃう子が幼稚園では続出していました。
そんな様子をいつも眺めていた店長もついに
店「今日は幼稚園お休みしたい気分。」
幼稚園の玄関でそう言い出した店長。
店長の承認欲求を満たしてあげたいと思った私は、
マ「じゃ、一緒にお店にいよっか。」
店長を連れて帰ることに。
そして翌日も、その翌日も、それが1週間以上続き、毎日の送り迎えも大変だし、本格的にお休みさせることに。
こうなったら店長が幼稚園に行きたいっていうまで、絶対に一緒にいてやる!!店長の承認欲求を満たしまくってやる!!!
と、スタートした登園拒否生活。
毎日一緒に起きて、一緒に朝ごはん食べて、一緒にお店に行って。楽しかったなー。
食堂を立ち上げている最中だったので、一緒にお肉屋さんに行ったり、一緒に農家さんのところに野菜を分けてもらいに行ったり、、食器を揃えに行ったり。そして食堂の立ち上げをしに行ったり。。
店長も楽しそうに過ごしていた。
1ヶ月がすぎ、まもなく登園拒否から2ヶ月になろうかとしている頃、家族からは、無理矢理でも幼稚園に連れて行けという声が。。でも私は絶対に譲らない。今、彼女の心を満たしてあげたいんだ。
何度も家族とぶつかりながらも、彼女の心を第一優先に過ごし、私としても楽しい時間を過ごし、そして、
店「ママがとってもとってもとっても忙しい日は幼稚園に行ってもいいよ。」
そんな言葉が出てくるように。
ちょうどラジオの収録があったので、、
マ「明日ラジオの収録の時間だけ、幼稚園に行ってもらってもいい?」
店「子供は一緒に行けないの?」
マ「ラジオはドアを締め切って収録しなきゃ行けないから、そこには出演する人しか入れないんだよ」
店「私はどうしても入れてもらえないの?」
マ「そうなの。大人しかダメなところなんだよ。」
店「わかった。幼稚園行く。」
そして久しぶりに幼稚園に行き、とっても楽しかったのか、
店「明日から幼稚園行くね。」
と。
マ「泣」
子供の頃に愛情たっぷり満たしておかないと、大きくなってから例えば犯罪を犯してしまった時などに、どうやって躾をし直すか。それは子供の頃に満たされなかった愛情をたっぷり注ぐところから、抱きしめるところからスタートしなければいけない。
その話を聞いたときに、どうせいつか抱きしめるんだったら、小さいうちに、この可愛いうちにギューっ♡ってさせてもらいたい。
だから、彼女の満たされていなかった心を満たすことができた満足感にとても感動した。
それからは、なんとしても幼稚園に行きたい派に転身した店長。幼稚園に楽しく毎日通っています。
ダラダラと泣きながら行かせるよりも、一度腹を据えて子供との時間を設けることも大切なんじゃないでしょうか?
ママさん達が楽しんでやっているドーナチュ屋さんでしゅ🚼