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今話題の教育‼️何をどうする⁉️それよりも先にやらなければいけないことがある‼️

私は、教育を根こそぎ新しくして、子供たちが知りたい!という勉強を具体的に情報収集して形にしたい!
そう願いながら勉強し続けている。
それに伴い、自分のそれぞれの子供の心の声を聞き逃すことなく寄り添って時間がかかったけど傾聴しながらコミュニケーションを取り続けてきた。
もう20年以上だ。

なぜ教育に私がここまでこだわるか?
私がニュージーランドで幼児教育を目の当たりにして体感した次の発見があったから‼️

私が学生の時、塾の英語講師をしていた時のことである。

偏差値のとても高い生徒と、高校に行けるかどうかの生徒達。どちらのクラスも教えてきたが、圧倒的にハイクラスの生徒の方が仕事的には楽である。
後者は、Apple とApril の見分けがめんどくさい!だのいっそのことまぜちゃえばいいんだ!とか、とにかく勉強以前の問題がほとんどだった。

まだ中学2年生だから焦らなくてもなんとかなる時期ではあったけれど、勉強に対してそもそもが否定的であった。

なぜそんなに勉強に対して否定的なのか⁉️

やる気がないのはなぜだろう。
授業にならないので、4月は、授業の1/3をコーチングの時間にした。

そしたら、見事に出るわ出るわ思ってること山ほどあった😅
こんなこと考えてるんだ‼️おもしろいなー‼️

それが私の正直な気持ちだった。

全然共通の意見があった。

よくあるあるの、「お母さんが、成績やばいから塾に行け💢ってうるせーんだよ!先生どう思うー?でも先生だから同じ意見だろうけど笑」

「この勉強して、何になるの?将来が!とか大学行かないとお給料低いぞ!とか言うけど、どうせ親の立場の問題なんだよ💢」

「どうせ学校の先生なんて、いい子が好きでめんどくさい俺らみたいなやつは、理解しようとなんてしないんだよ💢」

「発言して間違えれば、勉強してないからできないんだ!って言うじゃん💢勉強したってわかんねー時、教えてくれるのが先生なんじゃねーの?」

とても貴重な意見が、どんどん出てきた。
当時の私から見ると、とても衝撃的だった。

でも、聞いているうちに本当の問題はそこだけではないように感じてきた。

「俺の話、気持ち、聞いてくれない」

そう聴こえてきた。
本当は悲しかったんだ。勉強嫌だ!って言ってるけど、その前に大事なことを大人が見逃しているんだと。SOS出しているのに。

❌ばっかりもらってる。彼らは、誰よりも純粋で傷つきやすく、寂しがり屋だった。でも、誰よりも人を想う気持ちがあって、誰かに何かあれば自分のことのようにかばって。ズルい奴に対しては、とことんやっつけるという感じ。曲がってる人が好きじゃなくて、偽物を偽物と言える強い人。でも自分のことになると、急に弱くなって。いつも孤独と闘っている感じがした。
私は、意見をすることなく共感するだけで、彼らの言葉をひたすら聴いた。

大人になったらどんなことがしたい?どんな人生を歩みたい⁉️

強いやつでいる‼️世界制覇‼️島を買ってみんなで遊ぶ‼️ちょーかわいい彼女と一緒にいる‼️
俺にみんな服従させる‼️社長になって偉くなる‼️

良い悪いは別として、この自由な発想こそ、社会でどれだけ大きく動けるか?ものすごい可能性を感じた瞬間だった。

これをどう勉強に結びつけるか⁉️

私の中では、そう難しくはなかった。
要は、彼らは認められたいのだ。
でも認められるには、必死にならないと認められないのだ。
そこで、何を始めたのか?
授業が始まると、まずは英語で自己紹介!
自分はすごい人なんだ!とか、カッコいい人なんだ!
とか笑

とにかく英語の授業という感じではなく、休み時間の延長で楽しんだ。

笑いの中で、どんどん英語が出てきた。自分がどんな人なのかをもっとおもしろく言うにはどんな単語があるのか?自分たちで調べるようになった。
今度は私が英語で質問して、答える問題。
自分の隣に彼女がいて、道端で英語で質問された時、分からないから答えられないのは、カッコ悪い!という設定で笑
最初は、わかんねーよ!難しいよ!外人さんがいたら、近くにいなきゃいいんだ!とか、騒いでいたけど笑 クラスの一人が答えられた‼️ここから始まるのだ‼️
負けず嫌いの彼らは、あいつにできて俺にできないわけがない!と、仲間でありライバルな友達とせっていた。仲間のボス的な子が答えられた。その子がこうやって答えればいいだけだよ!と教えていた。
仲間から教わるという自然の形が、ものすごく感動した。私はどんな小さなことでも褒めた。
できなかったときも、褒めた。子供たちからは不思議がられた。取り組む姿勢を褒め、わかるようになるために勉強してるのに、間違えちゃダメっておかしい!だから間違えたということが、どれだけ凄いことか!間違えた方がむしろインパクトがあって、悔しいから次は絶対間違えない!と思うからとてもいいことなんだ!といい続けた。

私は学生で3月で卒業だったので、彼らを1年間しか担当できなかったけど、最後は私に英語で手紙を書いてくれた。年賀状も英文が書いてあった。3行くらいだけど、立派だ‼️自分の思いを英語で書くなんて‼️涙が止まらなかった。

偏差値もあがり、平均くらいまでの学力まで追いついた‼️

できないんじゃない。子供たちの心の声を聞き出してないだけ。でもそれには、まずは信頼関係がものすごく重要なのと、どんなに矛盾していてもYesの答えが待っているという前提。
「その人の考え方」
という捉え方を教える側がどれだけできるか。

そして、私は彼らから学んだことがある。

育てている人達からの信頼関係が良好でないと、自己否定がはじまる。教えてくれる人たちとの信頼関係が良好でないと、勉強する気が起こらない。そして、教わるのはやり方だけであって、教えあって応用していくのは、仲間同士で助け合うことなんだと。
それぞれがひとつのものを作り上げていくという形は、後々、社会に出て一番重要なことであるという原形を授業という形から作れる。
もっと言うと、家族の中でも作れる。
アイディア次第で、同じものがいかようにも変化できる。それには、少人数制がいいね☺️


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