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問わず語り

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エッセイ、つぶやきの延長。小説ではない、という書物をあつめたマガジンです。
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#私の作品紹介

【問わず語り】コラボ小説の連載を終えて

may_citrusさんの作品の登場人物とうちの子が関係を築いていくコラボ小説、全14回完了しました。 本家⬇︎ 改めてmay_citrusさん、ありがとうございました。 反響の大きな大作に対するコラボなので最初は余計な事を色々考えたていたのですが、コラボしたいと思った原点に立ち返った時『強迫症』の接点だったな、と思いなんというかちょっと自負も芽生えがありました。 強迫症に関しては患者さんとの接点があったので勉強会に参加していました。 あと私の仕事柄、大人の発達障がい

うちの子たち【作品紹介】

私の各作品のほとんどが同じ登場人物です。突然ですが、それのまとめページです。 自らの整理の意味も含め…。 メインキャラは野島遼太郎という男で、彼を中心とした家族や同僚など周辺人物を主人公にしたサポートストーリーを展開しています。 起点の話はこちら↓ 当時は遼太郎を主人公に据えようと思っていませんでしたが、書いていくうちに段々キャラが肉付けされていって、彼の抱える様々な『問題』から他のストーリーを展開していくことになりました。 以下、各登場人物ごとに時系列で並べています。

【問わず語り】連載終えて

昨年夏の終り頃書き始めて(もっと前だったかな…)、年を跨いだ連載が昨日完了しました。お読みくださった方々、本当にありがとうございました。 物書きは当然、読まれることが最大のモチベーションです。 この話の第1話の冒頭、これは私が高校生の時に書いたお話をほぼそのまま活用しました。 音楽室でグリーグのピアノ協奏曲を弾く近寄りがたい男子に一目惚れする女の子、というシチュエーション。 グリーグのピアノ協奏曲のイントロにやられたのは私です。 以降は全く新しく書いたものです。 1章

【問わず語り】2つの創作について

産みの苦しみの大きかった割には少し不完全燃焼になってしまったと悲しい気持ちになる連載が完了し、 次はこの作品の表面か、はたまた裏面か、のお話を明日からアップしていきます。 今回の倍の長さになってしまってしまいました。でもだいぶ満足してます。 明日から連載のオープニングは、高校生の時に書いたものを連載用にアレンジしています。 ン十年の時を経て世の中に出すとは…なかなか。 読んでもらえたら本当に嬉しいです。 またよろしくお願いいたします🥺

【問わず語り】旅の続きを…

『Beichte』という短編?中編?を書き終えました。 少し前に書き溜めていたものを直前で最終話を書き換えたものなので、整合性・完全性が気になるけど、続きが書けそうな感じで終わったのでヨシとします。 ヨシ! タイトルはドイツ語で「告白」「告解」「懺悔」という意味です。宗教用語なのかもしれない。 なんか重たくなってしまったのでタイトルは失敗したかな、と思いました。 ちなみに私はドイツには詳しくないです。2回しか行ったことなく、ベルリンは一度だけ。 でも野島遼太郎という男は

スキな3曲をぬるめに語る

難しい。音楽好きだから。 ロックもクラシックも大好きで、どっから選べばいいかわからぬ。 なので「私が創作する時に強いインスピ受けた曲」にします。 あまり熱く語ってないです…。 1. King Gnu 『Don’t Stop the Clocks』詞もアレンジも優しくまどろむような素敵な曲。 井口くんの歌ホント好き。 『たしかなことばをつづれ』はこれを聴きながらイメージして書きました。遠距離の2人がすごくイメージ出来た。 2. OrgansCafe 『恋風』切ない恋

やっぱり男と女の話が好き。あとちょっと闇があるやつ

長い話をアップし終えたばかりですが、実は裏で3本くらい別ストーリーを書き溜めていて、それを早く表に出したくて仕方ない状態が続いていました。 そのせいで本編の方が留まってしまって、途中でアップを挫折していました。なんとか昨日エンディングに持っていきました。 自身の仕事での経験を元に書いたこの話は、もっと突っ込めばたくさんかけたのだけど、力尽きました…。 基本的に私がアップする小説は、昨年の秋に上げた以下の話の登場人物が、主人公を入れ替えながらBefore&After話を展

【問わず語り】連載再開

少し真面目な長編を書こう!として、プロットの制作に時間がかかって止めていた連載を再開しました。 若手から中堅と呼ばれるようになっていく、何となくやり過ごしてきたアラサーサラリーマンの成長記…になればいいな、と思います。

【問わず語り】30年近く前に書いた『蜜蜂』というオリジナル小説について

この話は私が中学か高校の時に書き始め、短大生の時に完成した作品になります。 noteにアップする辺り、多少の修正はしましたが、大体当時のままです。 小学生の頃、西村しのぶさんの「サード・ガール」という漫画に出会い、以降高校生くらいに至るまで大好きで、「一番の彼女になれない」「プラトニックな変な三角関係」みたいなものが、私自身が作り出す世界にも大きな影響を受けた気がします。 短大生の頃にPizzicato Fiveというバンド(?)にもハマりますが、「これは恋ではない」とい