心地よい「疲れ」とともに
「あぁ、今日も疲れた」
夏期講習1日目を終えて、いつもより早めに眠気を感じ、ベッドに入る。
こうして文字に表してしまうと、すごくネガティブに聞こえてしまう言葉だけれど、実はそうじゃない。
それは、心地よい疲労感と、充実感で満たされた私の中から、無意識に出たた言葉だから。
忙しい毎日が続くと、心も身体も疲弊してしまって、ついつい不安や不満を抱きやすくなってしまう。
私の場合それは、未来や理想を見すぎてしまっているからであることが多い。なぜか忙しいときこそ、自分や他人のできていないところ、理想の未来に意識がいきやすくなって、「もっとこうすべき」「もっとこうしてよ」「もっとこうしなきゃ」と、思いやすくなってしまう。
だから忙しい時こそ、未来や理想はいったん忘れて、目の前の「今」に集中するようにしている。
「今やるべきこと」「今やりたいこと」「今やれること」
正直、そんなことを意識してもしなくても、忙しい1日はあっという間に終わっていくし、忙しさは解決できなことのほうが多い。でもだからこそ、心地よい「疲れ」で1日を終えたいと思うから、私は「今」にフォーカスする。
ほんの少し意識の向きを変えるだけ。
それだけだけど、結構よかったりする。
「あぁ、疲れたなあ」
今日もまた、そうつぶやいて眠るために。
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