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日本史授業脚本「16 版籍奉還&廃藩置県+東京遷都」

「五箇条の御誓文」が出され、新しい明治の方針が決まった1868年。すぐにそれを具体化するための政策が行われていきます。「版籍奉還」と「廃藩置県」がそれです。

「版籍奉還」は「土地、人民を天皇に返すこと」、「廃藩置県」は「藩を無くして県を置くこと」と機械的に覚えがちです。中学生でも習うようなイージーなものだと思っている人も多いのでは?でも、そんな軽い話じゃない!

この手続きは、十分に心を動かしながら学ばないといけない内容です。この政策の重さに気づかないと、「明治維新」がなぜ成功したのか理解できないです。日本の国民が団結して欧米に対抗できるまで成長できたベースはここにあると思います。

そしてそれと関係して、首都の話も。平安京遷都以来、1000年以上都が置かれていた「京都」から、ついに「東」の都「東京」への遷都が行われます。

1000年続いたものを変えるって大変なことですよ。鎌倉幕府や江戸幕府が東に置かれた時にも、都は「京都」でしたからね。それに心動かない学びなんておかしいでしょう。

「東京を都にすること」の意義、また「蝦夷地を開拓して北海道とすることの意義」についても、授業で詳しく取り上げたいですね。

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