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1カ月だけの講座が終了しました

大学に入学するまでの休みの1カ月間だけ限定の講座が終了しました。
彼は週に3回クラスがあって、1回は90分の対面でした。
1カ月弱で、みんなの日本語の第5課まで終了しました。

どう進めようかなあ

わずか1カ月弱の講座なので、どう進めようか悩みました。
会話の基本を1カ月の間に覚えてもらえれば、と言うことでテキストとして「いろどり」を使いました。
(この辺の内容はこちらを見ていただければと思います)

会話の基礎はOKかな

1カ月だけなので、やる内容を絞って、会話をメインにしました。
「いろどり」は、日本に住む外国の方をターゲットにしているので、少し難しい場面も出てきますが、会話の基礎を学ぶにはいいと思います。
そこで、副教材に「みんなの日本語」も取り入れて、文法的な説明は「みんなの日本語」に頼りました。
結果、「みんなの日本語」では第5課まで終了しました。
読みは、ひらがなはまずは大丈夫、カタカナは少しわかる程度、会話は簡単なあいさつや会話ならば、テキストなしでもできる程度までは行きました。

ノートをとらない

彼の学習スタイルを見てびっくりしたのは、ノートをとらないことです。
聞くと、学校の授業でもあまりとることはなく、その場で覚えて、あとで復習するスタイルだそうです。
これで本当に大丈夫?と不安になりましたが、完全ではありませんが、結構覚えているのです。驚くべき!能力だなあと感心しました。
あと2名大学生を教えていますが、やはり、ノートをとらないのですが、彼らもまずまずの理解力なのです。
最近の学生は、あるいはマレーシアの学生は、ノートをとらないのかなあ、と疑問に思っています。

タブレットのノートAppに入力

かと思うと、もう一人の学生は、私の説明を聞き、スライドを見ながら、その場でタブレットのノートアプリを使って、非常に美しい、わかりやすいノートを日本語で作成していくのです!
まさに、恐るべき言語能力だと、毎回感心しています。
あまりにもノートへの記入や編集が簡単で、素晴らしい出来具合なので、思わず同じアプリをダウンロードしてしまいました。

いつでもウエルカム!

1カ月だけの彼は、すでに学校も始まっていて、弁護士になるための勉強をしています。
かなり忙しいようで、当分の間は、学校の授業に追いついていくだけで時間はなさそうですが、落ち着いて余裕ができたら、また日本語の勉強をしたいと意欲を示していました。
いつでもウエルカムです!

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