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「先生、契約しました」

先日紹介した生徒の話の続きです。
先週のクラスでは
「契約書の内容をチェックしてもらえませんか?」
とお願いをされ、契約書の内容を簡単に説明しました。
その時、
「実は、今週末に日本に行って契約してきます」
と驚きの言葉!
さすが、すごい実行力‼

「契約しました」

そして、今週のクラスでは、冒頭に
「契約しちゃいました」
と衝撃の報告です。
さすがにこれは驚かざるを得ませんよね。
「すごい行動力ですね」
と驚きと感嘆を正直の述べたところ
「日本人の商売の早さの方がビックリです!」
とのこちらの方が驚く言葉を言われました。
彼は、マレーシアの大手のコングロマリットの不動産部門のGMです。
多くの場合、政府との交渉が多いために、とてつもなく時間がかかり、ドタキャンも多いとのことで、日本人の商売の早さはさすが、と実感したそうです。
我々が常に感じている感想と真逆なのがおもしろいですね。

白馬の別荘地

彼が今回購入したのは、白馬のリゾート地のど真ん中の別荘地にある区画です!
金額も見せてもらいましたが、正直「へー、こんなもんなんだ」と言う感じです。
その金額なら、確かにマレーシアで土地やコンドミニアムの部屋を購入するよりは、はるかに「お得」感を感じられました。
日本は土地はものすごく高い、と我々の世代の方の大半は思っているでしょうが、実は、他の先進国と比べると相当に割安なんですね。
シンガポールなんか、驚きの価格で、物価も日本を越えてしまいました…
(シンガポールの驚きの価格については、こちらの note を見ていただければと思います)

なぜ、外国人が土地や空き家を購入するの?

日本の土地や空き家を外国人が購入するケースが増えている背景には、いくつかの理由が考えられます。
日本の人口は、少子高齢化に伴い減少しています。
人口減少により、地方の過疎化が急速に進み、空き家や未使用の土地が増加しています。それに加え、都市部を除く多くの地域では、不動産価格が低迷していて、外国人にとっては非常に魅力的な投資機会になっています。
また、日本の相続税は国際的にも高い水準にあるため、相続税を支払うために、土地や不動産を売却するケースが増加していて、これが外国人購入者が増えている原因になっています。

日本の安全性と生活水準

また、彼も強調していましたが、日本は治安が良く、インフラが全国的に平均して整っているため、外国人にとっても住みやすい国です。
また、教育水準や医療水準も高く、医療制度が整っている点も外国人購入者を引きつける要因となっています。

彼は、このひと月くらいで支払いを済ませ、この白馬の別荘地が彼が所有することになります。
今年中には建物のデザインを決め、建築を始める予定だそうです。

彼の Airbnb に泊まるのが楽しみです!

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