盛大なGonちゃん

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私的映画リスト

何と言っても私の人生そのもの 『アメリ』ジャン=ピエール・ジュネ 傑作コメディといったらこれでしょう 『たんぽぽ』伊丹十三 家を建てる前と建てた後、2度観て2度楽し…

明けましておめでとうございます
今年も素晴らしい1年となりますように

清浄なる世界を求めて

見て見ぬふりをするのが一番いけないと、なんとなく日頃から思っている節がある。なので、家の中で汚れている場所を見つけてしまったら最後、それは掃除せよ、の合図なので…

春の色

人生で2回、パーソナルカラー診断というものをしたことがあるが、2回とも結果は一緒で「スプリング」であった。簡単に言えば、私の肌の色や髪の色には明るく鮮やかな色が似…

日々是好日

コロナな日常の今週の備忘録。 その1:花はスーパーでも調達できるという発見 不要不急の外出の自粛で、花屋さんまで出かけるのも少々躊躇われ、普段あまり見ようともして…

Having the time of my life

外出は自粛。 在宅勤務が普通になってはや一ヶ月強。もちろん、こういうことになって初めてわかったことはいっぱいあるものの、個人的には外出の自由があろうがなかろうが…

春の夜風に舞う若葉

暖冬だったとはいえ、夜の湿った空気に春を感じると嬉しくなる。新型コロナウィルスの影響で外出がめっきり減ったせいもあり、外の空気をすると気分が少し晴れる気がする。…

お嬢ちゃん

年始に鍋焼きうどんを食べたら夏目漱石の「坊っちゃん」を読み返したくなった。坊っちゃんが子供の頃、下女の清から買ってもらったというきんつば、紅梅焼き、蕎麦湯、鍋焼…

地下鉄の匂い

昨夜、テレビで新しくなった銀座線の渋谷駅のニュースを見て胸が潰れるような気持ちになった。銀座線といえば日本で一番古い地下鉄。古いから、今では考えられないほど地面…

人形町ぶらぶら散歩

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。 さて、年が明けて早3日。両家への実家参りも無事終えてほっと一息ついたところで、まだ初詣に行…

帳尻合わせ

ついに大晦日。今年一年をゆっくり振り返りたい。 なんてことができたのは学生の特権だったということを思い知らされる。まだお風呂掃除もベランダ掃除もしていないし、買…

トイレ戦線異常あり

今の家に越してきて2ヶ月半、トイレに手こずっている。至便の立地と破格の家賃という社宅の恩恵を受けている以上あまり我儘も言えないが、前の住人は水回りの掃除が苦手だ…

心頭滅却しても腹が減っては戦はできぬ

こういう日に限って、というのはよくあることだけれど、私の場合、健康診断の前日に限って、断りたくない大事な人との約束が入ったりする。今年の場合は大学のクラスの同窓…

笑う門に福よ来い

カツベンを観ました。映画館で映画を観るのは久しぶり。ポップコーンに惹かれながらも、夜は久しぶりに第二の故郷に帰省してのお寿司ということで我慢。(果たして電車で40…

愛するものとの付き合い方

何年か前のクリスマスの早朝、日の出前なのに突然目が覚めて、急に涙がとめどなく溢れたことがありました。この日、世界の多くの家で、サンタクロースの訪れを心待ちにして…

男も女もすなるSNSといふものを、私もしてみむとてするなり。

表現をしたい時に表現できる場があるというのはとても大事なことだと思っていて、でも、 友人や同僚ばかりのFacebookは書く内容を選んでしまうし、Twitterではすぐに文字数…

私的映画リスト

私的映画リスト

何と言っても私の人生そのもの
『アメリ』ジャン=ピエール・ジュネ

傑作コメディといったらこれでしょう
『たんぽぽ』伊丹十三

家を建てる前と建てた後、2度観て2度楽しめる
『みんなのいえ』三谷幸喜

コメディは邦画の方が面白いと思うけれど、これは面白い
『グッバイ、レーニン!』ヴォルフガング・ベッカー

心の中で大事に大事にしたい作品
『この世界の片隅に』原作こうの史代
同じ原作者の『夕凪の街

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明けましておめでとうございます
今年も素晴らしい1年となりますように

清浄なる世界を求めて

見て見ぬふりをするのが一番いけないと、なんとなく日頃から思っている節がある。なので、家の中で汚れている場所を見つけてしまったら最後、それは掃除せよ、の合図なのである。今年は新型コロナで家にいる時間が多かったこともあり、ふとした瞬間に汚れやホコリが目についてちょこちょこと掃除するということが多かった。その甲斐あってか年の瀬を迎えても大掛かりな掃除が必要そうなところも思い当たらない。心に余裕があるとは

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春の色

人生で2回、パーソナルカラー診断というものをしたことがあるが、2回とも結果は一緒で「スプリング」であった。簡単に言えば、私の肌の色や髪の色には明るく鮮やかな色が似合うということらしい。肌の色や髪の色は生まれつきのものなのでこのパーソナルカラーというのは一生変わらないとのことだ。パーソナルカラーを知ってからというもの、私は自分に似合う色よりも自分に似合わない色が気になるようになった。特に黒という色。

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日々是好日

日々是好日

コロナな日常の今週の備忘録。

その1:花はスーパーでも調達できるという発見
不要不急の外出の自粛で、花屋さんまで出かけるのも少々躊躇われ、普段あまり見ようともしていなかったスーパーのお花コーナーを見ると意外にも結構充実していて驚き。
大型イベントのキャンセルでお花農家が大変な思いをされているというニュースを見たけれど、その影響でスーパーのお花コーナーも充実してきているのかも?

その2:パンがな

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Having the time of my life

Having the time of my life

外出は自粛。
在宅勤務が普通になってはや一ヶ月強。もちろん、こういうことになって初めてわかったことはいっぱいあるものの、個人的には外出の自由があろうがなかろうが、この事態をあまりトクベツに考えないようにしているところがあります。
清潔でいること、きちんとした食事をとって体の抵抗力を高めること、災害大国日本に暮らす上で最低限の食料や水は備蓄しておくこと、満員電車など居心地の悪い空間は避けること、これ

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春の夜風に舞う若葉

暖冬だったとはいえ、夜の湿った空気に春を感じると嬉しくなる。新型コロナウィルスの影響で外出がめっきり減ったせいもあり、外の空気をすると気分が少し晴れる気がする。

1月に妹が30歳になった。筋肉質な私と違ってぷにぷにした肉付きの妹はいつまでも赤ちゃんのように思えてしまい、バースデーメッセージに対する「ありがとう。とうとう三十路です。」という返信に衝撃を覚えた。

そんな妹は昨年秋、ようやく重い腰を

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お嬢ちゃん

年始に鍋焼きうどんを食べたら夏目漱石の「坊っちゃん」を読み返したくなった。坊っちゃんが子供の頃、下女の清から買ってもらったというきんつば、紅梅焼き、蕎麦湯、鍋焼きうどんは、食べている描写は全くないのにとても美味しそうな響きがしていて、初めて読んだ時から強く印象に残っていた。きんつばなどはそれまで意識して食べたことがなかったのに、「坊ちゃん」を読んだ後は、和菓子屋さんに行く毎にきんつばを選ぶくらい、

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地下鉄の匂い

昨夜、テレビで新しくなった銀座線の渋谷駅のニュースを見て胸が潰れるような気持ちになった。銀座線といえば日本で一番古い地下鉄。古いから、今では考えられないほど地面から浅いところを走っている。古いから、今主流のシールド工法のかまぼこ型のトンネルでなく、開削工法で作られた四角いトンネルを走っている。トンネルが小さいから、パンタグラフではなく第三軌条で集電しているし、車両も短く小さい。
そんな窮屈で、乗っ

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人形町ぶらぶら散歩

人形町ぶらぶら散歩

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、年が明けて早3日。両家への実家参りも無事終えてほっと一息ついたところで、まだ初詣に行っていなかっことに思い至り、慌てて出かける準備をしかけてはたと、どこに初詣に行けばよいものなのかと考えあぐねた。昨年の秋まで数年間過ごしていた場所は、池上本門寺、奥沢神社、洗足池八幡宮、御嶽神社と、由緒正しき神社やお寺に事欠かなかったので

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帳尻合わせ

ついに大晦日。今年一年をゆっくり振り返りたい。

なんてことができたのは学生の特権だったということを思い知らされる。まだお風呂掃除もベランダ掃除もしていないし、買い物もしなければならないし、筑前煮やら伊達巻やらを作らなければならないし、数日前に大量に売った本の売上金をブックオフに受け取りに行くなんてこともしなければならない。大人は忙しいのである。ああ、靴磨きもしたいなんて数日前は思っていたっけ。

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トイレ戦線異常あり

今の家に越してきて2ヶ月半、トイレに手こずっている。至便の立地と破格の家賃という社宅の恩恵を受けている以上あまり我儘も言えないが、前の住人は水回りの掃除が苦手だったと見えて、入居当初はダスキンに入社したつもりで日夜掃除に明け暮れた。それでも未だにたまにトイレから異臭がする。

トイレ自体はもちろん、壁や床や換気扇まで隅々拭いてトイレの神様に誠意を見せても願いは叶わず。それまで愛用していたトイレ掃除

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心頭滅却しても腹が減っては戦はできぬ

心頭滅却しても腹が減っては戦はできぬ

こういう日に限って、というのはよくあることだけれど、私の場合、健康診断の前日に限って、断りたくない大事な人との約束が入ったりする。今年の場合は大学のクラスの同窓会。
36名と大所帯の上に、自分達でたこ焼きとお好み焼きを焼くこのスタイル。7時に集合だったもののなかなか飲み物や食べ物がこない、それどころか誰も注文しない時間が長い、というありがちなスロー展開。ろくに食べられないまま夜9時からの絶食タイム

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笑う門に福よ来い

笑う門に福よ来い

カツベンを観ました。映画館で映画を観るのは久しぶり。ポップコーンに惹かれながらも、夜は久しぶりに第二の故郷に帰省してのお寿司ということで我慢。(果たして電車で40分の道のりを帰省と呼んで良いものか。)

映画自体は名作かと聞かれれば答えはNoだけれど、こういう単純明快ドタバタ喜劇は結構好き。観終わってふと、こういうジャンルの映画って日本独特なのかも?という気がして、なんでだろうと考えてみた。思うに

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愛するものとの付き合い方

愛するものとの付き合い方

何年か前のクリスマスの早朝、日の出前なのに突然目が覚めて、急に涙がとめどなく溢れたことがありました。この日、世界の多くの家で、サンタクロースの訪れを心待ちにして小さな子供たちが寝息を立てていること、そしてその子供の喜ぶ顔を想像しながら枕元にプレゼントを用意して、そっと頭を撫でて頰にキスをする親の姿が目に浮かび、この日に注がれる愛の大きさに触れて涙が溢れたのだと思います。(これを読んだ方がサンタを信

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男も女もすなるSNSといふものを、私もしてみむとてするなり。

男も女もすなるSNSといふものを、私もしてみむとてするなり。

表現をしたい時に表現できる場があるというのはとても大事なことだと思っていて、でも、 友人や同僚ばかりのFacebookは書く内容を選んでしまうし、Twitterではすぐに文字数オーバーになってしまうし、インスタグラムは写真のセンスが皆無なので論外、ということで、noteデビューすることにしました。これから、心に移るよしなしごとをそこはかとなく書きつくっていきたいと思います。

奇しくも今日はクリス

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