人生は4000週間

この数字を見てどのように感じるだろうか。
恐らく、この数字を見る前に「人生は何週間あると思う?」と聞かれたらもっと多い数字を想像している人も多いのではないだろうか。
だからこそ、より効率よく生きていくという思考がはたらき、この効率を上げるための本が数多く存在する。
効率を求めた結果、できることがより多くなりできることは増えたが、それは果たして本来の幸せに繋がっているのだろうか。
そもそも、そんなに効率を求める理由は何なのだろうか。
この限られた人生に気づいた時、今あるこの状況の中で何とかしようと考えるのか、今のままでいいのかと人生全体を考えるのか、恐らく効率を求めているのは前者の人々であろう。

ここで、この質問を投げかける。
「人生の最期を迎えた時の自分が今の自分を見たらどう思うのだろうか。」
この質問にあなたはどのように答えるだろうか。
胸を張って最高と言うのか、言い訳をするのか、答えは様々であろう。
むしろ、これには答えがない。それでよい。
そもそも、人生は4000週間という限られた時間しかないのだから。
どこを切り取るかで見え方も変わるし、それが良かろうが悪かろうが自分が納得できれば良いのではないだろうか。
まず、時間という有限の中に生きていることを認識して、その大部分を何に費やし、どのような人生にするのかを決めて生きるべきではないだろうか。
限られた時間だから効率を求めている現代に物申す。順番が逆ではないか。
まずは、自分の人生をどのように生きたいのか、そしてその次にそれを達成するために効率ではないだろうか。
効率に囚われすぎないように。

人生は4000週間。さあ、あなたはどのように生きますか。

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