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海外のスタートアップやニュース探索にオススメのリサーチツール

はじめまして!MAKのMayuです。
前回Akikoが私達3人の紹介をしてくれたので、これから徐々に私達の雑談内容をお伝えできたらなぁと思っています!

・・・ではあるのですが(笑)、今回は事業案を考えるためのネタ収集(海外のスタートアップ情報やニュースのリサーチなど)するときに活用しているツールで、私の中でこれ便利だな、これいいなと思っているものをご紹介します。

海外スタートアップの最新情報やビジネスモデルをリサーチをするなら?

海外スタートアップについて調べるならまずはCrunchbaseですね!これは経営者や経営企画ポジションの方はもちろん、マーケターやリサーチャーの方など、使われている方多いと思います。創業領域、資金調達状況、投資家情報など世界各国の多種多様な企業の情報が集約されたデータベースになっていて、調べやすいのも良いです。情報量が多いだけでなく、費用もフリーミアムなので、極力コストを抑えて情報収集をしたい私にはもってこいです。このサービスは、私だけでなく3人とも重宝してます。

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情報量多しと言えど、Crunchbaseに掲載されている日本企業は現在16,700社ほどと欧米企業に比べると大変少ないです。(もともとの絶対数という観点もありますが・・・)PR担当目線でみると、このサイトはリサーチ利用だけでなく、企業のPRツールとしての利用価値も高いと感じています。特に、海外の投資家や企業とのアクセスを考えている方にはいいですよね。サイトの更新は自分たちでもできるので、IR/PR担当は定期的に企業内情報を更新しておくことをオススメします。

同じような形で、より詳細な情報収集を求めている方に適しているのが「CB Insights」です。こちらは、マーケット分析や特許分析なんかにも対応しています。料金が高めなので今のところ私は活用しきれていないけれど、国内でいくと日経新聞とも提携しているので、CB Insightsが発信するレポート記事などは、日経電子版から見るようにしています。

次に紹介するのが、これはPR支援させてもらっているスタートアップ企業さんとのやりとりの中で最近知ったものです。プレプリントリポジトリやプレプリントサーバーと呼ばれている、出版される前の論文内容を公開しているWEBサイト。研究者の方々にとってはお馴染みのものなのかな…!?古いものでは、1991年にオープンした「arXiv(アーカイヴ)」があり、2010年以降、ジャンルが細分化されて多くのプレプリントサーバーが出てきています。

査読前の論文なのでファクトとしての利用には至りませんが、知見の幅を広げたり、事業アイデアを考える際のシーズとしての活用や、漠然としたアイデアを実現するためのソリューションの糸口にちょうどいいものだと思っています。

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世界のニュースやスタートアップの事業情報などを自動的にキャッチアップするなら?

古典的ですが、海外スタートアップ情報を紹介しているメディアや団体発信のメルマガは役立ちます。
私が利用しているのは、スタートアップ情報だけでなく世界中の企業や事業などの最新マーケット動向・情報が送られてくる、ジェトロさんのメルマガです。発信されているジャンルが多く、自分にあった世界各国の有益な情報を定期的にキャッチアップできていいですよ。

もう一つ有料で登録しているのが「Quartz」です。平日朝夕と週末にも発信があり、各領域に詳しいジャーナリストやキュレーターが、世界のその日に起こったニュースや今話題のモノ・コト、スタートアップ情報などをギュッと厳選して紹介してくれます。

メルマガやニュースレターからの自動キャッチアップで良いなと思うのは、効率よく収集できるのはもちろん、自分が見落としている領域の情報を目にする機会が増えること。ターゲティングやパーソナライズ化が進み、その人の好みにあった情報を提供してくれることは有益ですが、どうしても視野が狭くなってしまうので、違う確度からの情報を得られることも重要だなと最近凄く感じています。後は、そのニュースに精通した方の見解とともに情報が得られたりもするので、理解しやすいのも気に入っているポイントです。

こんな感じで事業アイデア創出にむけ情報収集しています。もう一歩踏み込んで、商標調査や特定技術、特定サービスの絞り込みなどに使うリサーチツールなども次回以降でお伝えするのも良いかもしれませんね!
それでは、今日はこのへんで!今後は雑談内容ももっと増やしていく予定なので、このnote見てもらえると嬉しいです^^

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