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文字のラジオ20210212マンハッタンラブストーリーを見て喫茶店を開店したわけではありません タカムラコーヒーロースターCanpo Hermoso コロンビア・ゲシャ・カーボニック・マセレーションを飲みながら

はい、どうもこんにちは。文字のラジオです。

コーヒー屋のおっさんが営業中にコーヒーを飲みながらだらだら喋るっていうしょうもないやつなんですけども。

今日のコーヒーは大阪のタカムラコーヒーロースターズのゲシャをカーボニックマセレーションにしたやつなんですけど。これやばいですね。金木犀とかハーバルな香りとかライチ、マンゴーとかドライフルーツのフレーバーでグレープフルーツの甘酸っぱさとかもあって。クラフトビールのIPAみたいな感じもしますね。めっちゃおいしいです。

さて、先日もお話ししたんですけどね。最近クリープハイプっていうバンドに今更なんですけどハマってまして。メロディーもいいんですけど歌詞がね。なんていうかボーカルの尾崎世界観さんってばりばりのイケメンとかではないじゃないですか。いい顔してるとは思いますけど。そのなんていうかコンプレックスみたいなのがそこかしこに現れてて面白いですね。

でまあそうなってくると芥川賞にもノミネートされた小説が欲しくなったので宣言通り日曜日にわりと大きめな本屋に買いに行ったんですけど売り切れてて。まあ仕方ないかなーってことで諦めてAmazonで買おうかと思ったんですけどふと思い立ちましてね。

我が街の本屋ルヌガンガさんに連絡してみたらあるってことで。バッチリ取り置きしてもらって買ってきましたよ。

「母影」

そういやこないだルヌガンガの店主さんがウチにコーヒー飲みに来てくれたときに最近クリープハイプがみたいな話してたんですけどそれを聞いて仕入れといてくれたんですって。

いやー嬉しいですねえ。ていうか本なら何でも揃う、の方で買わなくて良かったですよね(笑)まあ僕が買わなくてもすぐ売れるんでしょうけど。

いま読んでるんですけど随所に尾崎の世界観が出てますよね(笑)あ、いじってるわけじゃなく。

読み終わったらちゃんとレビューしますので今日は特に触れないようにしときます。

ということでね、高松で本を買うならやっぱりルヌガンガですよと。勝手にステマができたところで今週も文字のラジオはじめていきましょう。

ではここで一曲。ルヌガンガさんに行ったときに偶然かかってたこの曲。クリープハイプで「栞」。

はい。それでは今週のテーマは「テレビドラマ」なんですけども。2回目ですね。

余談なんですが曲中にちょっとお腹空いちゃって今日のタカムラさんのコーヒーくれた人が一緒にくれた明太子せんべいその名も「めんべい」を食べたんですけどおかげでゲシャの味が一切わかんなくなってめちゃくちゃ後悔してるところです(笑)

話を戻してドラマの話なんですけど前回もちらっと話した宮藤官九郎脚本の「俺の家の話」。面白いですねー。

TOKIOの長瀬さんがレスラーの役なのが実家の能の宗家を継承するみたいな話で西田敏行さん扮する人間国宝のお父さんが倒れて介護するっていう設定で、あっさりプロレス引退しちゃったんで「なんだ、プロレスラーはもう終わりか」ってがっかりしてたんですが3回目ぐらいでぐっとプロレス要素がましてきましてね。

この前なんか長州力(この人はなぜかレギュラー)、武藤敬司、蝶野正洋が三人横並びでドラマに出演するっていう信じられない画になってましたしね(笑)

長州さんは相席食堂に出演してから一気にポップな存在になっちゃいましたね。2ちゃんねるとかで御小とか言われてたのが懐かしいですけどね(笑)

ということで皆さんからのお便り。

ラジオネームじゃがりこおじさん。

Q. 「古畑任三郎とか久しぶりに観たいですねー。三谷幸喜!」

A.三谷幸喜ねー。僕も大好きで書こうと思えばこのラジオ一本分ぐらい語れますけどね(笑)古畑もたぶん全部見てるんじゃないですかねー。とくに印象に残ってるのはいっぱいありすぎてアレなんですけど堺正章の歌舞伎役者のお茶漬け食べるやつとか、木村拓哉の観覧車のやつとか殺人犯SMAPとかイチローのとかね。どれもすごく好きなんですけど一番好きなのは風間杜夫が犯人の間違われた男。これはすごく滑稽で面白いのでぜひ見てみてください。

で、じゃがりこおじさんが言うには新作の小説があるってことでちょっと調べてみたんですが、朝日新聞に連載してたみたいですね。しかも大泉洋さんが被害者になるみたいな(笑)本が出たらまたルヌガンガさんに取り寄せてもらいます(笑)

つづきましてラジオネームマスクドシドラ。

Q.「クドカンドラマで一番好きなのはどれですか」

A.今日はもうこれを喋ろうと思ってたのでちょうどいいですね(笑)

クドカンのドラマはどれも良作なんですが意外に見てないのもたくさんあってですね(笑)いだてんとかあまちゃんとかね。あと昼ドラの薬師丸ひろ子が主演だったやつとか見てないんですよね。

まあどれが好きって言われたらもちろん池袋ウエストゲートパークかタイガー&ドラゴンなんですけど。あまりにも普通なんでちょっと違うので言うと11人もいる!かゆとりですがなにかですかね。

今日はひとつの作品を掘り下げるよりもクドカンドラマの全てに共通する好きな点をいくつか。

ひとつは僕がよく言ってる伏線回収ですよね。これがとても上手で毎回最後にずばっと伏線を回収してくれるんですよ。

有名なのは木更津キャッツアイとタイガー&ドラゴンですかね。

前に伏線回収なんかどうでもいいとか言ってましたけど、それはすべての作品に求めるなよっていう話でね。クドカンのドラマはいかに伏線回収を効果的に見せるかっていうのを狙ってると思うので。

あとコメディパートが絶妙ですよね。笑いを狙いすぎてるドラマは冷めちゃうけどクドカンのドラマって結構主題が暗い作品も多くてね。たとえば「俺の家の話」も介護が一番重いテーマとしてあってわりとどんよりした空気があるんですけどね。それをうまくコメディパートで緩和させててずーっと見ちゃうっていうのはありますね。その塩梅が絶妙。

それから言葉に力がありますよね。

とくに長瀬智也主演のやつとかすごいんですけど、めっちゃ普通のこと言うんですよ。言葉としては。でもそこまでのフラストレーション溜まる展開をずばっと力強く言い切ってくれることでめちゃくちゃスッキリするっていう。

僕が好きな脚本家に共通するのはこれだと思いますね。

宮藤官九郎、三谷幸喜、野島伸司、野木亜希子、君塚良一。坂元裕二さんとかもですかね。

ずっと語り継がれるドラマの名台詞ってありますよね。「僕は死にましぇん」とか「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」とかね。もちろん俳優さんの熱のこもった演技もありきの話ですけども。

これを生み出せるのは一言で才能だと思います。持ってるか持ってないか。

あとサブキャラクターが魅力的なのでそこから一気にブレイクするみたいのも多いですよね。

IWGPでいうと妻夫木聡とか、11人もいるの有村架純とか、ゆとりですがなにかの吉岡里帆とか。あとクドカンドラマには欠かせない古田新太、阿部サダヲ、荒川良々、塚本高史、森下愛子とかね。薬師丸ひろ子が見られるのもクドカンドラマぐらいですよね。

あとひとつ心残りなことがありまして。

それはマンハッタンラブストーリーっていうこれまたTOKIOの松岡昌宏主演の喫茶店を舞台にしたドラマがあってとても面白かったんですけど、なぜか途中で見るのやめちゃったんですよ。一話ごとにAがBを好きになってA→B、B→C、C→DみたいになっていってFとかGぐらいで→が反対に向いていくみたいなめちゃくちゃ好きな設定だったんですけど当時多忙だったのか何話か見てる途中で寝てしまってね(笑)

結局再放送とか配信もなくて未だに見れてないんですよねー。誰か見れる方法あったら教えてください(笑)

ということで、結局書くのが日曜日になっちゃってすでに4話が放送されてるのであとでTVerで見ようかと思ってます。長州、武藤、蝶野と来たので次は誰ですかね。個人的にはスーパーストロングマシンとかみたいですけどね。正体の平田さんでもいいですけど(笑)

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長州さん以上になに喋ってるかわかんないから無理ですね。はいスイマセン(笑)気になる方は“おいしんしゃー おし”で検索してみてください。

では今週はこのあたりで。また来週。


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