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文字のラジオ20201106 笑い声のないお笑いを考える 雲南の桃源郷コーヒーを飲みながら

はい。ということで今週も始まりました。

コーヒー屋のおっさんが営業中にコーヒーを飲みながらだらだら喋るっていうしょうもないやつなんですけども。

最近めっきり寒くなってきまして。温かいコーヒーの消費量が増えてきましたね。ただコーヒーって飲んでもあんまり水分摂取できないんで閉店時間ぐらいに喉からからみたいなことがよくあるんですよね。マスクが乾燥するとかいいますしね。

で、今日のコーヒーなんですけど、海ノ向こうコーヒーさんっていうアジアのコーヒー農家さんと協力してスペシャルティコーヒーを作っているコーヒー屋さんのにしました。中国は雲南の桃源郷コーヒーっていうやつですね。

この文字のラジオの第一回がトランクさんの豆だったのでなんとなく自分が焼いた豆以外のコーヒーにしようかなあって考えたんで通販でいろいろ探したんですよ。

こんな機会でもないとアジアのスペシャルティコーヒーって飲む機会ないなあって思って四種類飲み比べセットみたいなやつ買ってみました。バリの湧水コーヒー、雲南の桃源郷コーヒー、ミャンマーの庭先コーヒー、ラオスのティピカコーヒーの四種類。どれもおしゃれな名前つけますね。

中国の雲南省も最近わりと注目されてますね。去年のSCAJでも派手にプロモーションしてましたし、だいぶ整ってきてるのかなと。

今日のコーヒーも豆の香りはエチオピアのナチュラルみたいな感じでしたね。抽出しても紅茶みたいな感じ(豆の説明にはプーアル茶って書いてましたけど僕がプーアル茶を飲んだことがないので)の質感でちょっと大人し目のエチオピアっていう感じですかね。

今日までにバリとラオスも飲んでるんですけど、ちょっと前までならアジアでこんなコーヒー採れるなんて思わなかっただろうなあっていう。

ただまあ今のところはまだスペシャルティコーヒーができるようになりました、っていう域は出てない気はしますけど。これはディスってるわけじゃなくね。おそらく伸びしろはまだまだあるんだと思いますし。

例えばバリはバナナやパパイヤ、マンゴーなど由来の天然酵母を使用して発酵させてるとか、雲南は現地の伝統的なプーアル茶の発酵方法を応用した精製したりとかで、標高とか土壌とかのポテンシャルの差を補うためにいろいろ工夫してるので、もしかしたら数年後にコーヒーの概念を変えるようなコーヒー豆を生み出すかもしれないですよね。そういう意味では楽しみではありますね。はい。

楽しみって言うとこの季節になるとそろそろM1グランプリの決勝誰が出てくるんだろうって予選の結果とか調べちゃうころですよね。

今年有力視されてるのは誰ですかね。個人的に上がってきてほしいのはミキ、金属バット、三四郎、見取り図、四千頭身、マヂカルラブリー、馬鹿よ貴方は、号泣、コロコロチキチキペッパーズの9組ですかね。ちょっと地味ですね(笑)ただ僕が好きなだけなんでまあ気にしないでください。

で、まあ今年のお笑い賞レースいろいろありましたけど本当に難しいんだろうなあって思いますね。

なにか難しいって会場の笑い声がないじゃないですか。だから審査員も自分の判断基準だけで審査しないといけないのは難しいですよね。会場がウケていればそれにつられて自分も笑っちゃって点が高くなる、みたいなこともなくなっちゃうわけで。

僕の経験談として昔コメディ映画を見に言ったんですよ。まだ大阪に住んでた頃。僕の笑いのツボドンピシャで終始笑ってて、場内も笑いに包まれてっていう。ああ面白い映画だなって思ってて半年後ぐらいにレンタルビデオで貸し出ししてたので借りて家で見たらやっぱり面白くて一人で爆笑して。これ何回見ても爆笑だなって思ってたんですよ。

それからしばらくして僕は香川県に帰ったんですけど、香川って単館系の映画って半年とかそれ以上遅れて公開されることがザラなんですけどその映画もめちゃめちゃ遅れて香川で上映されることになって。

大好きな映画なんでまた観たいなと思って映画館行ったんですよ。んでいつも笑うポイントが来て僕は爆笑する準備はできていたんですけど周りのお客さんがね、笑わないんですよ。くくく、みたいな感じで。みんな我慢してる感じ。そんなに話題の映画でもないからお客さんも少なかったこともあって笑うと目立っちゃうからみんな笑わない。僕も一人だけ爆笑してたら恥ずかしいから必死で笑いこらえてて。腹筋だけ疲れちゃって全然楽しめないことがあったんですよ。

つまり笑いって共感することによって増幅していくものだと思うんですよ。

2018年の見取り図のネタが個人的には結構好きだったんですけどそれほど点数伸びなかったんですよ。えーとか思って見てたら審査員の松本人志さんが一言「うーん、そこまで言うほどウケてなかったかな」って言って。

そこももちろん評価基準に入ってたんだろうし、お客さんがウケれば審査員も笑っちゃって高い点つけちゃうみたいなことあるんだろうなっておもいましたね。反対に2017年のゆにばーすのネタとか僕は全然笑わなかったんですけどお客さんがめちゃめちゃ笑って得点も高くて。

そういう空間を作り上げる能力みたいなものが評価の対象にできなくなるので単純にネタの作り方とか技術的なところを見て評価しないといけなくなるっていう。ちょっと声張って笑いを誘うみたいなことするとスベったみたいになるんですよね。笑いが来ないから。

そう考えるとマヂカルラブリー厳しいかな。一番好きなんですけどね。僕は正統派の漫才も好きですけど面白ければ何でもいい派なんで。今年は金属バットに期待したいと思います。

去年みたいに始まる前に炎上ししないことを祈ります。

あと号泣って占いとか怖い話で有名な島田秀平が昔組んでたコンビが再結成して出るらしくて、昔オンバトとかで見てて好きだったので決勝上がってきてくれたら嬉しいなあと思いますけどね。準々決勝ぐらいで落ちてラジオで有吉さんにめちゃめちゃいじられるのも見たい気はしますけどね。

ということで今回は笑いのないお笑いとは、をテーマに書かせていただきました。では今週はこのへんで。また来週。

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