![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41107351/rectangle_large_type_2_bf985f4c948e8c6a2082b9a5e417b131.jpg?width=800)
文字のラジオ 20201218 俺の、俺の、俺の話を聞け〜2分だけでもいい〜 コルシカ珈琲ブレンド“Mouflon”を飲みながら
はい、どうもこんにちは。コルシカ珈琲のヨシムラです。
コーヒー屋のおっさんがコーヒーを飲みながらだらだら喋るっていうしょうもないやつなんですけども。
今日飲んでるのは我がコルシカ珈琲の新ブレンド“Mouflon”っていうコーヒーなんですけど。うちはシングルオリジンコーヒー専門店なのでブレンドは長らくやってなかったんですけど、久しぶりにやってみたんですよ。
なんでかって言うと先日もお伝えしたとおり、来春オープン予定の当店2階スペースをお楽しみいただくためにですね、「コーヒー」って注文したらコーヒーが出てくるっていうのをやってみたかったんですよね。
ただ味を意識してない人にもあれって思っていただけるようなグァテマラをベースにしてバランスを取りつつもケニアとエチオピアのウォッシュトでちゃんとフルーツを感じられるっていう、無視できないレベルで。個人的にはかなり気に入ってますね。フィルターだけじゃなくてエスプレッソにも使えますし。
ということで2階スペースの名前が決まりましたのでお知らせしようかと思います。
「Coffee Lounge Mouflon(コーヒーラウンジ ムフロン)」
冒頭からブレンドの名前読めねえよって思ってた人、ムフロンです。これコルシカ島に住んでる羊の名前なんですよ。角がハートみたいな形の。こんなやつ。
かわいいですよね。コーヒー飲みながらゆっくりお話できるスペースってことでラウンジっていう言葉を使ってます。パーラーと悩んだんですけどね。最近なんかレトロっぽくパーラーってつけてるおしゃれなお店が増えてるので流行には敢えて乗らないっていうお馴染みのやつですよね、はい。
ということでムフロンよろしくお願いいたします。
さあ、今週のテーマは「TVドラマ」ということでまたおすすめ作品や質問を募集させていただいていたのでご紹介させていただきます。
Q.わたしのおすすめは「ポロス」。インドドラマです。わたしはアレキサンダー派!
A.インドドラマですか(笑)観たことないですねー。ちょっと調べてみたんですよ。
すごいですね。壮大な感じで。インドらしい音楽パートみたいなのもあってムトゥ思い出しますよね(笑)観だしたらポロスがブチ切れるところで来たー!ってなるんですかね(笑)でもみたとこhuluなので僕は観れないんですよね。なんとなくなんですけどサブスクの映像サービスはひとつだけって決めてて僕はAmazon Prime Videoを使ってます。ドキュメンタル観たいんで(笑)
つづきましてラジオネーム、じゃがりこおじさん。
Q.ドラマを観るときの決め手は?演者?監督?脚本家?何に惹かれて観ますか?ちなみに僕は脚本家で選ぶことが多いです。
A. 昔は上記の条件ひとつでもあてはまってたら第一話は必ず観るようにしてたんですけど最近はなかなかドラマ観ることも減っちゃったので脚本家を最優先しますね。あとは時間帯。DVDに録画するとかTVerとかもあるんですけどドラマはなるべくリアルタイムで観たい派なので一番観れる22時スタートのドラマを観るっていうのもありますね、意外と。
まあドラマで一番重視するのが脚本家なんですよ。特に好きなのは宮藤官九郎さん、野島伸司さん、三谷幸喜さんのビッグスリーですね。他にも踊る大捜査線シリーズとかTEAMとかの君塚良一さん、33分探偵や今日から俺は!の福田雄一さん(今日俺は観てないですけど)、逃げ恥や獣になれない私たちの野木亜希子さん(ガッキーが好きなだけっていう噂もありますけど)とか好きですけど。
文章書くの好きなので不自然なセリフのドラマとか観てらんないんですよね(笑)こないだオーディオムービーっていうポッドキャストみたいなやつでホラーっぽいやつ聞いてたんですけど限界集落のおばあちゃんが「ひっひっひっひ」と嘘みたいな笑い声を上げて「あの事件はもう終わったんじゃ」とか「〇〇しますわい」みたいな昔話みたいなセリフだったので聞くのやめちゃいました(笑)
そんな中でね、今日はひとつドラマを紹介しようかなと思うんですけども。さっき言った宮藤官九郎さん脚本の「タイガー&ドラゴン」。
クレイジーケンバンドの有名な曲がテーマ曲なんですけど、これもめちゃめちゃハマってますよね。
知ってる人もいるかもですけど、どんなドラマかって言うと落語をテーマにしてまして。たしか連続ドラマが始まる少し前にスペシャルドラマが放送されたんですけど、その冒頭のシーンが秀逸で今でもたまに思い出すんですよ。
長瀬智也演ずるヤクザの山崎虎児(タイガーね)は暗いし話をするのがヘタで、空気が悪くなったから舎弟にカレー屋で起こったおもしろエピソードを話そうとするんですよ。
一方の谷中竜二(ドラゴン)は自分が経営する裏原宿のダサい服屋で客やスタッフに同じエピソードを語るんですよ。
虎児の話は最初に面白い話があるってハードルあげちゃうし、登場人物の名前忘れるからテンポも悪いし、オチに使うカレーをつけるナンの名前が出てこないから舎弟が思い出しちゃってナンをめっちゃ意識しちゃってる状態。
竜二はデス・ロマンティックっていうバンドのボーカルだったデス・キヨシっていう名前もちゃんと覚えてるし、おそらくところどころ盛ってるから話に抑揚がある。
んでカレー屋のおばちゃんに気づかれたキヨシ(芸人のヒロシが演じてます)がサインを求められてペンを探してるとすかさずペンを渡したりすることで自分もそのエピソードの登場人物の1人になってる。虎児は怖い顔で見てるだけ。
で、最後にサインしてもらおうにも紙がない。何に書いてもらおうかなってなってナンにサインしてもらうっていうオチなんですけど虎児の方はめちゃくちゃすべって竜二はちゃっかり自分もキヨシのサインをナンにしてもらってたのもあって爆笑をかっさらうっていう。
同じ話しても話す人によってこんなに反応が違うんだっていうのをドラマの冒頭で見せてくれるんですよ。ものの5,6分ですかね。このドラマの面白いポイントが全部伝わるっていう。
こうやってnoteでだらだら書いてたら余計に感じますよね。盛り上げて落としてっていう構成の大事さとか、状況の説明をするときにスムーズじゃないと話に入り込めないとか。
で、このあと虎児は落語家に弟子入りして(実は竜二の父親だったりするんですけど)噺家になって小虎って名乗るんですけど、クドカンらしい構成でその回起こった事件をその回で習った古典落語に置き換えて小虎が高座にかけるっていう。しかも事件の核心部分は落語のオチに使われてて鳥肌立っちゃうっていう素晴らしいドラマです。
いやー、話してるだけで見たくなってきましたね(笑)そういや来年長瀬さんがジャニーズを退所するので最後のドラマとしてクドカンとタッグを組むらしいですね。
タイガー&ドラゴンはもちろんですが池袋ウエストゲートパークもこのコンビなので間違いなく観ると思います(うぬぼれ刑事もあるけど)。
まあそんなこんなで今回はドラマの話だったんですけど、まだまだ語りたいドラマはたくさんあるので小出しにしてお話していこうかなあと思います。
それでは今週はこのへんで。お相手はコルシカ珈琲ヨシムラマコトがお送りいたしました。また来週。
最後まで読んでいただきありがとうございます。よろしければスキ&サポートお願いします!いただいたサポートは活動費、運営費に役立てます。