知恵の出し方。

中山マコトです。
考えに詰まったとき、大事なのは「一旦、外からの情報」を遮断すること。

ネット、テレビ、ラジオ、人の声、他にも諸々。
これらの情報が入ってくるから、一つのことに集中できない。
外からの情報はあなたに浮気をさせよう、本当にやるべきことから目を逸らさせようと、あの手この手で必死で攪乱にきます。
で、出来の良い脳ほど、多くの情報に反応したがります。

脳は大事なコトが外にもあるかも!って常にサーチしていますからね。

だがらその呪縛を解いてあげて、集中できる環境を作ってあげないといけないわけです。

鞍上・枕上・厠上(あんじょうちんじょうそくじょう)と言って古来、人間は「アイディアが出やすい環境」を探ってきました。

馬の鞍に乗っていると、必死で落ちないように注意し集中する上に、程よい上下動でアイディアが出やすい、寝ている時、と言うより寝て目覚めた直後は脳に余計な情報が入ってこないピュアな状態だから潜在意識が働きやすくアイディアが出やすい、トイレにこもっている時は狭い空間でトランス状態になるからアイディアが出やすい。

今の時代は馬に乗るのは大変なので代わりに散歩するとか自転車で走るとか、電車で吊革に掴まって揺れを感じてみるとか・・・。

これ、ものすごい効果があるし、僕の場合は散歩+シャンプーが最強と言うことをかなり前に発見し、困ったら散歩、詰まったらシャンプー。

大きなライティングの仕事やネーミングの仕事を抱えている時は一日に何度もシャンプーするので奥さんに「何してんの?」と訝られることも多い。(笑)

これらはすべて、外部情報を遮断し、脳を縦横無尽に働かせるための知恵。

決してこのやり方だけがすべてではなく、僕のように「その人に合った方法」を見つけるのがベストだと思います。

少なくとも机でパソコンのディスプレイに向かってジーッと考え詰めるよりは遥かに大きな効果があると思いますよ。

これまでの僕の収入の多分、7割はシャンプーで稼いだものです。
ヘアケアメーカーに感謝状を出したいくらいです。

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