地中儀

地球を何周かして、最終的にいつもの地元で残念がりたい

自分は人生が大好きだ。自分の人生で常に自分に負荷をかけていきたいし、負担をかけすぎると辛い時もあるけれど、それがやっぱりたまらない。

年をとってくると、感性も鈍くなり、以前と同じような負荷を自分にかけてても、まったく感じなくなる。悲しみもないし、つらさもない。嫌なことだってほとんどなくなる。

まったく感じない。まったく何も感じない。それって、一見幸せそうでも、人生が充実してないことと同じ気がする。

いや、これって、不感症かな(笑)とにかく、人生の充実は 負荷=充実
少なくとも自分にとって、これは間違いない。

負荷をかけながら、常に前のめり に走り続ける。船が前にすすめば、波風だって立つだろうけど、それはそれで、しょうがない。じつは、波風に揉まれること、これはこれでめっちゃ気持ちがいい。

世界を何周も何十周も何千周も回って、宇宙まで行った挙げく 、いつもの地元で、「あれっっ! こんな身近なところに、こんな素敵なもの あったのっ!!!あっちゃあ〜」と、残念がりたい(笑)


<星野 誠 Makoto Hoshino>
(株)誠 / 銀河ヒッチハイカーズ代表。ほぼ思いつきで書き込んだ「人生のやったら面白そうリスト」に従い、前後関係無視、人間関係グダグダにしてでも突き進む“盲進”男。アイアンマンマラソン、宅建20日間合格、ゴビ砂漠250キロ…どれも未経験で無謀だが、結局達成。2017年5月のエベレスト登頂は、登山のまったくの素人からの3年で達成、そして 7大陸最高峰制覇のオマケつき。自称「有言実行男」はいま、復活させた宇宙旅行社の代表として「いまできる人類最高地点に足跡を残すこと」を宣言し、宇宙産業での火星オリンポス山制覇を目指す。

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