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世界緑内障週間

ふくしとぼうさい日記~チャレンジ編43日目~計409日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。

今日午前中は、毎月第一日曜日に行っている「池子の森ラン&ウォーク」の日でした。
運営メンバーの眼科医の澤崎弘美さんが、今日から「世界緑内障週間」という取組があると知りました。
お恥ずかしながら初めて知りました。

澤崎さんの投稿から   

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世界緑内障週間とライトアップinグリーン運動

毎年3月上旬の1週間を世界緑内障週間(World Glaucoma Week)と定め世界一斉に行われている緑内障啓発のための国際的イベントです。
それに合わせて2022年ライトアップinグリーン運動が今日から始まります。

湘南眼科医会では毎年江の島シーキャンドルをグリーンライトアップしています。

緑内障の早期発見・継続治療・希望
40歳を過ぎたら眼の定期検診を!
最新の、視覚障害者統計全国調査によれば、日本の「視覚障害」の原因疾患の第1位は「緑内障」(28.6%) 1)です。また、高齢になるほど有病率が高いため 2)、高齢人口の増加により患者数が増加していることが推定されています。
緑内障のもうひとつの特徴は、初期・中期には、自覚症状が少ないため、罹患している事に気づかない場合が多く、世界の国の中でも、日本の潜在患者数は最多グループにあると報告されています。 3)その数字は、医療体制の整備されていない国にも等しく、緑内障という疾患に関心を持っていただく事は、わが国の緑内障診療の大きな課題と言えます。
緑内障は放置すれば進行し、視覚障害にも達する疾患ではありますが、一方、治療に使用する薬剤も増え、手術療法なども選択肢が増えており、緑内障に罹患しても、早期に発見することや、継続治療をすることで維持管理すれば、一生、日常生活に支障の無いレベルにとどめることができる場合も増えています。進行程度には個人差がありますが、40歳以上の20人に1人は、緑内障に罹患していると報告されています 2)ので、決して稀な疾患ではありません。緑内障を早く発見するには、眼の検診が必須です。 4)また進行させないためには、治療開始後の継続管理が重要です。そして、緑内障の治療は長期間の治療となります。どんな病気も、なろうと思ってなる人はなく、周りの支えが必要です。そして、その心の支えとなるのは、緑内障についての正しい知識と、主治医や仲間や家族とともに希望をもって病気と向き合うことだと思います。
こうした背景から、「早期発見・継続・希望」をキーワードにした啓発活動が非常に重要であると日本緑内障学会は考えています。おひとりでも、失明に至る方が減りますように、おひとりでも、日常生活に支障をきたさないレベルで緑内障の進行をコントロールできますようにと願っております。緑の光は、「あなたの眼がずっと見えていますように」という希望の光でもあります。
日本緑内障学会では、毎年3月上旬の世界緑内障週間 5)に、世界の緑内障研究者や患者団体とともに啓発活動を行っています。検診などのイベントのほかに、国内のランドマーク施設や医療機関等において、緑内障のシンボルカラーのグリーンにライトアップする運動を展開しています。2015年に全国5か所で開始したこの運動は、多くの医療機関や企業のご協力と、日本眼科医会と日本眼科学会の後援をいただき、大きく運動の輪を拡げてきました。日本発信のこの運動ですが、海外でもグリーンライトアップを開始する国も出てきています。日本緑内障学会は、この「ライトアップinグリーン運動」を通して、より多くの人々に「緑内障」という疾患に関心を持っていただくことで、より一層の啓発・普及活動となると考えております。緑内障という病気について正しく知っていただくことが、眼の健康寿命を延ばすことになり、失明予防につながると考えています。

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朝一番でこちらを読んで、せっかくならば今日のラン&ウォークを、グリーンの服を来て、緑内障の啓発イベントにしてしまいましょう!と提案し、急遽実施することになりました。

今日集まった方々に説明し、最近よく使っている(笑)緑ジャンパーをお渡しし、今日は来ていただいてラン&ウォークををしていただきました。



私は、今日は視覚障がいのあるIさんの伴走パートナーで、池子の森を計約4㎞ランニング伴走してきました。


メンバーの皆さん、ナイスラン&ウォークでした。


伴走させていただいたIさんは70代で、ほとんど見えない状態なのですが、これだけ走ることができるのはすごいことだと思います。

走りながらお話で、Iさんのお隣の方が緑内障で、色々と誘っているのだけど、一向にでてきてくれなく、家に閉じこもっているようだとのお話をいただきました。
逗子市外の方なのでなかなかアプローチできないかもしれませんが、またIさんからお話を聞けたらと思います。

特に、40歳以上の20人に1人は、緑内障に罹患していると報告されていますので、決して稀な疾患ではありません。眼の検診と、また進行させないための治療開始後の継続管理が重要です。

今日知ったことをきっかけに、私自身ももっとこのことを色々な人に伝えたいと思います。
目の検診も行ってみたいと思います。


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