気持ちよく仕事できるように受注方法をデザインする
こんにちは、まことです。最近、ある案件で100万円の受注が決まったのですが、その際に少し面白い経験をしたので、皆さんと共有したいと思います。
常識を疑うことの大切さ
今回受けた案件は、マーケティングファネルの構築。業界では、「先払い」が当たり前とされていることが多い案件です。確かに、自分の労力に対して事前に報酬を受け取ることは、リスク管理の面でも理にかなっています。
しかし、今回の案件では少し違うアプローチを試してみました。初期費用と成功報酬に分けて受け取ることを提案したのです。当然、最初に全額をいただいた方が、キャッシュフローが良いことはわかっています。でも、今回はこの形を採用しました。
当然、クライアントの方は驚きつつも、とても喜んでくださいました。この経験から、業界の「常識」を時には疑ってみることの大切さを改めて感じました。
気持ちよく仕事をするための工夫
この提案をしたのには理由があります。私自身、過去に先払いで仕事を受けたものの、プレッシャーを感じすぎてしまい、パフォーマンスが落ちてしまった経験があったのです。
そこで今回は、自分自身が気持ちよく仕事ができる環境を作ることを意識しました。初期費用と成功報酬を分けることで、クライアントとの間に適度な緊張感が生まれ、かつ自分自身もモチベーション高く仕事に取り組めるのではないかと考えたのです。
義務から願望へ
この提案をしてみて気づいたのは、ちょっとした工夫で仕事に対する姿勢が大きく変わるということです。先払いだけの場合、どうしても「やらなければならない」という義務感が先に立ってしまいがちです。
しかし、成功報酬を組み込むことで、「良い結果を出したい」という願望が自然と湧いてくるのです。これは単なる金銭的な動機づけだけでなく、クライアントと共に成功を目指すという姿勢にもつながります。
クライアントとの信頼関係構築
この提案は、思わぬ副産物も生み出しました。クライアントとの信頼関係がより深まったのです。先払いだけでなく成功報酬も設定することで、「この仕事を成功させたい」という思いをクライアントと共有できるようになりました。
これは単なる取引関係を超えて、パートナーシップのような関係性を築くきっかけになったように感じています。
柔軟な思考の重要性
この経験を通じて、私たち起業家にとって柔軟な思考がいかに重要かを再認識しました。「業界の常識」や「これまでのやり方」に縛られすぎると、新しい可能性を見逃してしまうかもしれません。
時には自分のコンフォートゾーンから一歩踏み出し、新しいアプローチを試してみることで、思わぬ発見があるのかもしれません。
自分なりの「仕事の受け方」を探る
この経験から、私は今後も自分なりの「仕事の受け方」を探っていこうと思います。単に報酬を得るだけでなく、どうすれば自分も相手も気持ちよく仕事ができるか、そしてより良い結果を生み出せるか、そういった視点で仕事をデザインしていきたいと考えています。
皆さんも、普段の仕事の進め方や受け方に、何か新しい工夫を加えてみるのはいかがでしょうか。それが思わぬ発見や、より良い仕事環境につながるかもしれません。
最後に
今回の経験は、私にとって小さな「発明」のように感じました。ちょっとした発想の転換で、仕事の質や満足度が大きく変わる可能性があるのだと気づかされたのです。
これからも、クライアントとの関係性や仕事の進め方について、常に新しい視点を持ち続けたいと思います。そして、そこで得た気づきや学びを、このように皆さんと共有していければと考えています。
起業家としての道のりは、まだまだ学びの連続です。これからも一緩に、より良い仕事のあり方を探っていきたいと思います。皆さんも、日々の仕事の中で新しい試みをしてみるのはいかがでしょうか。そこから生まれる気づきが、きっと私たちの成長につながっていくはずです。