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戦いを、あきらめたら。。。

自分は、気が短い方なので、何か問題が発生したら、すぐ自分で手を出して、どうにか解決しようとする。そうなると、もうね、ほかのことなんか、目に入らなくなっちゃう状態。一点集中して、汗だくになって、ひたすらどうにかしようと、やり続ける。とことん、やり続けないと、気がすまない。

でも、ある出来事を経験してからは、考え方が変わった。

その出来事が、どういう内容かは、ここで説明することができないんだけれど。。。まあ、知ってるひとは、よく知っている。。。聞きかじっているひとは、それなりに。。。ぜんぜん知らないひとは、ぜんぜん知らないようなことなんだけど。。。

で、かいつまんでいうと、自分は大きな敗北を経験させられた。自分としては、全力で戦ったつもりではあったけど、望んでいたような結果にはならなかった。気力もリソースも使い果たしてしまって、それについての取り組みを続けることは、もう、どうしてもできなかった。なので、残念ではあったけれど、あきらめた。まったく、あきらめて、神の手にゆだねるしかなかったんだ。。。つらかったよ。。。そのタイミングで、シスター鈴木秀子の『聖なるあきらめ』という本を読めていたならば、つらさが軽減されたんじゃないかと思うけど、残念ながら、その本が出たのは2年後のことだった。

今日の聖書の言葉。

主があなたたちのために戦われる。あなたたちは静かにしていなさい。 
出エジプト記 14:14 新共同訳

静かにしていなさい。。。そうだよね。。。自分に出来ることは、もう何もないんだから、静かにしているしか、なかった。。。

だから、じーっとしていた。でも、5年ぐらい経過したころから、塩漬けになっていた問題が、どんどん動き始めて、あれよあれよという間に事態は急展開。そうして、いま、どうなっているかというと、自分が心に望んでいたことが、ぜんぶ実現している! そういう状態になってしまったんだ。

これには、ほんとうに驚かされた。神様の言葉である「聖書」に書かれている約束は、嘘じゃないんだ、そこに約束されていることは、かならず実現するんだ、って、感動させられている。だって、自分は小指一本うごかしていないのに、大きな山がなだれを打って崩れ去るような光景を、見させていただいたんだから。

この経験をしてから、自分の態度は、こういうふうに変わっている。つまり、問題に遭遇したら、まあ、絶対に慌ててはしまうんだけれども。。。しかし、すぐには動かないで、静観する。そして、祈るんだ。

「神様、わたしは動くべきでしょうか。それとも、じっとして、あなたが動いてくださるのを見るべきでしょうか」って。



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