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モチベーションを保たせるもの

手をつけた仕事が短期間に目に見えるかたちの結果になれば、モチベーションはたもちやすいよね。

何年やりつづけても結果が出てるのか出てないのか、わからないものもある。

合理的な考え方に立てば、結果がでなければやめてしまえ、ということになる。

インパクト・メジャーメント。効果の測定という考え方がある。なにかやる場合は、きちんと結果を評価しましょうね、という方法論だ。

やり方としては。。。
➡ あるプロジェクトを行う場合、投入するエネルギーの量(インプット)を考える。
➡ 次に、どれぐらいの結果(アウトプット)を期待するか考えて、目標を決める。
➡ あわせて、結果を測定するための指標(KPI, Key Performance Indicator)を用意しておく。
➡ プロジェクトを行った結果を KPI で測定して、もしインプットに対してアウトプットが下回るようなら、失敗という判定を下すことになる。
➡ 判定にもとづいて、必要な改善をしてプロジェクトを継続するか、思い切って中止するかを決める。

今日の聖書の言葉。

涙と共に種を蒔く人は  喜びの歌と共に刈り入れる。
詩編 126:5 新共同訳

涙を流しながら、やりつづける、ってことはさ。。。

やってもやっても結果が見えない。だから、ほとんど心が折れかかってる。にもかかわらず、涙をぬぐいながらやってる。。。そういう感覚なんじゃないかなと思う。

もし合理的な KPI しか使わずに、短期間で評価するのであれば、残念だけど失敗ですね、という評価にしかならないよね。

ところが、クリスチャンの場合、そこに信仰的な次元の KPI が入り込んでくることになる。

信仰的な次元。それはつまり、見えない次元に目を注ぐということなんだけど。。。

見えない次元に期待しろ、ということを聖書は次のように勧めている。

見ないのに信じる人は、幸いである
ヨハネによる福音書 20:29

わたしたちは見えるものではなく
見えないものに目を注ぎます
見えるものは過ぎ去りますが
見えないものは
永遠に存続するからです
コリントの信徒への手紙二 4:18

目に見えるものによらず
信仰によって歩んでいるからです
コリントの信徒への手紙二 5:7

わたしたちは
目に見えないものを望んでいるなら
忍耐して待ち望むのです
ローマの信徒への手紙 8:25

見えない次元に目を注ぐ。それは「永遠」という世界での結果を期待しろ、ということだ。そうするなら「喜びの歌と共に刈り入れる」だろう、と今日の聖書は約束している。

これはねー。。。KPI としてはとんでもない要素だ。不可視の要素を入れるか入れないかで、仕事もモチベーションも人生もぜんぶ影響してくる。

でも、あらゆることに見える結果を得ずらいコロナ禍にあっては、人生も社会も続けて行くために、不可視の要素は役に立つんじゃないかと思う。

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