見出し画像

#959 思い出の映画エピソードがある、っていう話です。

小6のとき1977年だったんだけど、自分にとっては映画館デューした思い出の年となっている。

ひとつめは、なんといってもスターウォーズだねー。

まったく新しい世界を開いてくれた映画だ。

当時、スペースオペラとしてはレンズマンとかペリー・ローダンといったシリーズものをテキストで読むことはできていたんだけど。。。

でも、文字や挿絵ではとても及ばない迫力ある映像をコンピュータを駆使したSFX(スペシャルエフェクト)で見せてくれた。

ジョン・ウィリアムズの重厚かつ軽快な音楽と共にテンポよくストーリーが進んでデススターが大爆発。勝利の祝典で大団円、っていう、ポジティブ全開のストーリーが快感だった。

これとは非常に対称的だったのが八甲田山だねー。

新田次郎の山岳小説を映画化したものなんだけど、芥川也寸志の哀感あふれる音楽と共に激しくなるブリザード、暮れてゆく絶望の夜、極度の寒さに脳髄が凍り付いて「熱い!熱い!」と服を脱ぎ始める兵士たちの狂気。。。

この映画のCMで繰り返しお茶の間に流れた「天はわれわれを見放した」っていうセリフが、小6の魂につき刺さって、あとあと影響した。。。

ああ、人生において「神」から見放される絶望感、っていうものがあるんだなー、って。。。

すべてが自分に都合よく運んでデススター大爆発でメデタシメデタシなんて、そうそうあることじゃないもんなあ。。。

確率として考えたら、人生八甲田山状態のほうが、ぜったい起きるじゃん。。。

。。。みたいな影響。

まあ、映画が自分の人生を左右したとまでは思わないけど、なにがしかを考えさせてくれたよね。

この先、自分は、どうやって生きていったらいいんだろう、ってことを。

今日の聖書の言葉。

強く、また雄々しくあれ。恐れてはならない。彼らのゆえにうろたえてはならない。あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる。あなたを見放すことも、見捨てられることもない。
申命記 31:6 新共同訳

それから2年後の中2のときにクリスチャンになった。

そうなった背景には、愛犬の死、祖父の死、オカルト探求の行き詰まり感、瞑想しても悟りがちっとも開けない、などなど理由はいろいろあったんだけど。。。

でも、もしかしてもしかしたら「天はわれわれを見放した」っていうパワーワードを打ち消してくれる何かを自分は求めていたのかもしれない。

で、聖書の「神」のうちにその答えを見出した、ってことなのかもしれない。

今日の聖書の言葉なんか、まさに、八甲田の雪をぜーんぶ溶かしてお湯にしてザバーって温泉にしちゃうぐらいにポジティブなパワーに満ちている。

これだもん。

あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる
あなたを見放すことも、見捨てられることもない

自分の人生にとっての「デススター」っていうのは、もちろんアレなわけなんだけど。。。

アレが何か、っていう詳細については、いろいろ面倒がありますので、これ以上の言及は差し控えさせていただきます(笑)

レッド中隊よろしくXウィングファイターで突入してプロトン魚雷を発射し、みごと命中か! っていう寸前まで行ったと思ったんだけど、残念ながらデススターは爆発しなかった。

逆に、ブリザードが吹きすさぶような人生八甲田山状態を経験させられたんだけどさ。。。

いやー、その寒いこと寒いこと。。。

でも、ハートのなかには、いつもこの言葉が響いていた。

あなたの神、主は、あなたと共に歩まれる
あなたを見放すことも、見捨てられることもない

いまこうして、ポカポカとあたたかい世界を生きることができるのは、ほんと、このパワーワードに励まされたおかげだよなあ、って思う。

ええ。どうしてそんなふうに逆転できたのかっていう詳細についても、ここでは伏せさせていただきます(微笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?