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はじめましての代わりに

noteを始めるにあたって

まずは、誕生日が私と8日違いの友人に感謝したい。

君がくれた言葉はありきたりだったけど、

そのありきたりさが何かを変えたように思うよ。

あの日、連絡してよかった。ありがとう。


1か月前、私は自分自身を深い暗闇に押し込むような日々を送っていた。

自分が今やっていることと本当に好きなことの間に

大きな差があるのではないかと違和感を覚え始め、

「果たして、今自分は何をやっているんだ。」

「何のために自分の人生を削っているんだ。」

そんな風に思っていた。

そこからどんどん悩みは派生して、

ついには自分の存在価値は何なのかまで考え始めてしまった。

軽いうつ状態と言えばわかりやすい。


部活や研究、友達とのLINE、その他のSNSなどもすべて遮断し、

自分自身を外界から完全に隔離した。

部屋の電気を消し、カーテンを閉めきり、

イヤホンから大音量で音楽を流し、頭を抱え、苦しみに耐える。

まあ、そんなことも24時間ずっとは続かない。

身体の力がふと抜ける瞬間がたまに来る。

それが創作を始める合図だった。

その瞬間が来ると、アイディアが次々と生まれた。

絵や、映像や、写真や、レイアウトや、デザインなんかのアイディアが

溢れ出すからそれらを一つ残らずノートにメモして力尽きたら寝る。


そんな日々を2週間ほど過ごした日にふと、

誰かに抱きしめてもらいたくなった。

自分以外の誰かの温もりを感じたくなった。


そこで思い浮かんだのが、誕生日が8日違いの彼女だった。

「会いたい」 その一言だけを送った。

私が普段そんなことを言わないからか、

驚いた様子だったが翌日飲みに連れ出してくれた。

彼女があの日くれた言葉のすべてを

すぐに飲み込んだり受け入れたりすることは出来なかったが、

間違いなく私は彼女に救われた。

今でも彼女に対して納得いかないことや欲求不満なことはある。

でも、あの日のことを思えばまた抱きしめたくなる。

会って、抱きしめて、愛してると伝えたくなる。


「外の世界に発信してみるのもいいと思うよ」

君が私に言ったこの言葉、ようやく飲み込めたよ。

だから発信してみようと思う。


これがnoteを始めたきっかけ。


※パソコンで作成したためスマホの画面では随分と見づらい字面になってしまった。なかなか難しいものだ。

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