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福祉のお金(1)

なんだか悩ましい話、でも、とても大事な話。

 僕は、相談職でありながら介護の請求だったり、
給与の計算だったり、をしていました。
うーん、毎年振り回されていました。

 福祉はお金が必要。このことはだれでも知っている。
でも、限界があるのも確か。
 だって、国のお金、社会保障費も決められているから。
 何だか報酬改定といいながら、増えていたり、減っていたり、新たな加算ができていたり、無くなったり。
 国はどうしたいんだか。人材確保が必要なら、そのための予算を増やすと言いながら、大きな法人だけが使いやすいようになっているような気がしています。事業所もそれなりに努力して色んな努力している。ただ、それ以上に社会の変化が大きくて、ついていくことに一生懸命になっている。
 「だったら、自主事業で収入を増やせ」とも言われることも確かなんだけど、そのための人材や、採算が取れるかどうかを考えてしまうよね。

 とりあえず、福祉のお金の基礎をいくつか簡単に述べます。
ただ、変わってくることもあるから絶対とは思わないでね。

①地域加算
物価、地価によっての変動します。まぁ、都市部は高いということです。
②人員(配置)加算
職員がどれくらいの人数で配置されているか。
職員の資格や経験はどうなっているか。
利用者の人数や程度(介護度、支援度)はどうなのか。
多ければ多いほど良いというわけではない。
③時間加算
サービスの営業時間はどうなっているのか。
サービス提供時間によっても変わります。
夜間、深夜は高い。

 大まかなものを挙げてみて、この中で大変なのは②でした。
足りていると思っても、福祉は人材不足なので、下手すると1か月もしないうちに辞めてしまうことも。余分には職員を入れているつもり?
そうなったら、職員の配置を考えなくてはいけない。
 資格についても、例えば介護福祉士として4月に雇おうと思ったら、不合格で資格加算が取れなかったり・・・
(でも、大体の事業所はそんな危ういことはしないので、取らないことが多いね。)
 そして、役所の福祉課に届け出が必要になる。
(書類が多いし、担当によってはちょっとした不備をつついてくる)
※変更があったら、早めに(10日以内に)届け出を!まずは、役所に相談をしてみることをおススメします!!!

 加算の届け出というものもある。4月というか、2月というか・・・。
施設、事業所の全体像を届け出ます。
 毎年同じと思いきや、書類や書き方が少しずつ変わっているので
そのたびごとに確認していかないといけない。

 福祉では「一獲千金しようとしてはいけない」ということを(1)のまとめにしておきます。

 まだまだ書き足りないので(2)も書きます。
 だらだら書いてしまっていたらすみません。

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