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相談員がお願いしたい10のこと ※オマケあり

 【個人的な意見です】相談員として働いているときに、利用者と関わっていく中で、「こうしてほしいな」と思ってしまったことを踏まえて書いています。もしかしたら「そんなことを気にするの?」と思われてしまうかもしれませんが、わがままなお願いとして読んでください。

①相談員は、あなたの個人情報を守っています。だから、あなたも相談員の個人情報は他人にはやたらと話さないでね。ただ、何も話してくれないと支援ができません。

②電話で相談を受けている時には、相談員の反応がなくても気にしないでね。ちゃんと聞いているし、ちゃんと考えています。ただ、周りに人がいるから、あまり大きな声は出せないし、ジェスチャーを大きくできないだけです。

③深夜には電話も訪問もできません。緊急時には、対応しますが、すぐに行けるとは限りません。また、留守番電話にメッセージを残してもらえれば、ちゃんと聞きますので、安心してください。ただ、留守番電話に変わったからと言っても、ビックリせずに何かメッセージを残してください。

④市役所から来た書類で、相談員に見せる(渡す)書類は、確認もあるので、封筒に入れた状態で確認させてください。紙1枚(申請書のみ)では分からないこともあります。

⑤相談したい内容や範囲によっては、特に金銭に関することは、相談員ではすぐに対応できません。

⑥計画書は本人の状況が変わったら、変更できます。生活や病気に関することで変化があったら、教えてください。教えてくれないと、対応できることも対応できずに、お互いにモヤモヤします。

⑦何でも屋さんではありません。また、相談員も人間ですのでミスをすることはありますし、過剰に期待しないほうが良いです。そして、自信満々な相談員は、まずいないと思って下さい。

⑧相談員の変更は、要望があれば受け付けますが、本人の状況を見て判断します。ただ、変更をするときには、引継ぎを行なっていく中で、書類をたくさん書いてもらう必要があります。

⑨場合によっては、利用者の生活や福祉サービスの利用について、口を出すことがあります。
ただ、利用者が聞いてほしくないことは、相談員は直感で感じ取れますので、無理して話さなくてもいいです。どうしても「話したい」「聞きたい」時には、別の機会や場所を設けていくこともできます。

⑩訪問面談する時間が短時間であっても、不機嫌にならないでください。他の利用者の面談の予定があったり、時間厳守の会議や電話があったり、役所での予定や提出書類があったりすると、長居ができません。

オマケ(相談員の口癖)

「何か生活にお変わりはありませんか?」
「サービスを利用していて、気になることはありますか?」
「役所とかから届いた書類はありませんか?」

 こんなことを、何回も話している(聞いている)事があるかもしれませんが、流れで聞いている可能性もあります。何回も聞いてしまうのは「何か変化があるかもしれない」「ここは心配だ」と思ってしまっているので、変化がなければ「変化なし」と言ってくれればいいです。
 だけど、関係機関とのやり取りをしていく中で、相談員が詳細を聞きたくても、利用者が直接話してくれないことについては、しつこく聞いてしまうかもしれません。書類のことを聞くのも「(利用者の手元に)届いていないとおかしい!」と思っているので、何度も聞いてしまっています。

 こんな風に僕自身は相談員として仕事をしていました。僕みたいな相談員はそんなにいないと思いますし、人によって「合う」「合わない」がありますので、相性も気にしてくださいね。

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