外来種のナガミヒナゲシ、注意してみると近所にもかなり繁殖してきてるぞ
今日は月の最終週の週末。
RuntripアプリのVitality Walk & Runイベント 10kmウォーキングコースに相方と毎月参加している。
午前中の2時間半程度、近所の普段行かないところをGoogle Mapを頼りに散策するのだ。
最近、近所を歩いているとオレンジ色の花びらをつけた植物をあちこちで見かけるようになった。
前からちょくちょく見かけて気にはなっていたけれど、最近は本当に何処へ行っても咲いているような気がする。
オレンジ色の花がとても可愛いのだけど、誰かが植えたというよりは雑草のように、道端や家や駐車場の隅や壁際に咲いていることが多い。
「あれ、何だろうね?」
「外来種のなんとかていうケシの花の仲間だったような気がするけど。繁殖力が強くて、他の植物を追いやってしまうから見た目に反してあまり良いのじゃないみたい」
確かに、ものすごい繁殖力というか、家の外壁と道路のアスファルトの隙間からでも生えてきている。
ここも、他の雑草の合間から生えて来てるなぁ。
ここにも。人が踏み分ける両横にしっかり生えてきている。
調べてみたら、ナガミヒナゲシという外来種で、地中海沿岸が原産のケシ科の植物らしい。
栽培を禁止する特定外来生物には指定されていないようなのだが、あまりの繁殖力の強さで、他の植物の成長を妨げるようなので自治体によっては注意喚起しているところもあるようだ。
なるほど。
今日の散策はちょっとこのナガミヒナゲシをウォッチしてみよう。
竹やぶの隅の方にも、ぼちぼち生えてきている。
このナガミヒナゲシは、花一輪につき小さい種が1,500粒近く出来るそうで、そばを歩いた人の靴の裏や、車のタイヤなどにひっついて全国に広がっていくらしい。
だから、道路脇や駐車場なんかでよく見かけるんだね。
この辺りはかなり勢力拡大しているね。
紫の花をつけた植物がかなり劣勢だ。
市か町か、行政が整備した道路脇の植え込みに一輪忍び込んでるぞ。
来年とかもっと拡大しているのかも。
道端のナガミヒナゲシも下手に抜こうと思って触ると、茎や葉の切り口からネバネバの白い乳液が出てきて肌荒れになったりするらしいので、素手では触らない方がいいし、種が身体にひっついて自宅の庭に連れてきたりすると大変なことになるから要注意。
外構の隙間にも。
本当にどこにでも生えているよ。
人もあるけばナガミヒナゲシに当たるという状態だ。
大丈夫かな。
庭には入り込まないように注意しておかないと。
<了>
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