中電病だって!?JR東日本中野電車区で謎のオーバーラン事故多発
東京新聞オンラインで摩訶不思議なニュースが報道されていました。
いわゆる「中野電車区」、中央・総武線各駅停車(三鷹-千葉間)では謎の運転士の体調不良によるオーバーラン、乗務中断が2021年6月以降の3年間で約40件も発生しているらしい。
いずれも体調不良の原因は不明らしく、運転士の間では「中電病(なかでんびょう)」といつしか呼ばれるようになっているとのこと。
うむむ、もはや都市伝説のような話じゃないですか。
「信じるか信じないかはあなた次第」
オーバーラン とは 鉄道車両や飛行機等の乗り物が決められた停止位置を行き過ぎてしまうこと。
まぁ軽い事故の一種ですな。
当然、電車は本来の停車位置へ戻る必要があるため数分間の遅れは発生する。
今回の「中電病」の場合、停車位置に戻った後も運転士がめまいなどの症状で病院に緊急搬送され、結果下り4本に最大13分の遅れと1000人に影響が出た事例もあったとのこと。
さらに記事によると、
ということだ。
不気味ですね。
なんでしょうね?
このようなことは他の区間でも起きなくはないが、中野電車区が突出しているそうで、同区間の事務所の給水器に毒でも盛られたのか?と水質検査までしたそうです。
2021年6月以降という日付でピンとくるのはコロナワクチンの副作用かというのもあるけれど、流石に中野電車区乗務員だけがピンポイントでどうにかなる訳はないだろうし。
この記事を読んで問題だなと思ったのはJR東日本の対応。
組合からは重大事故に繋がらないようにと調査を要請したものの、
「運転士個人の体調は違うんだからどうなんだろうね、個々で体調管理をしっかりするように注意喚起はしとくわ!」
という回答だったそうだ。
なんだかなぁ。
運転士の健康による電車の大事故といえば、2005年のJR福知山線の脱線事故が思い出される。
カーブでスピードを落としきれずにマンションに突っ込んだというもので、乗客106人が死亡、493人が重軽傷という本当に不幸な事故でした。
あれも直接の原因はブレーキの遅れという人為的なものとされたが、その根本的な要因はJR西日本の教育制度などによるストレスなどがあったともその後報道されています。
JR東日本は組織として何等かの原因があったとされることを恐れているのかもしれないが、臭いものに蓋をしてどうこう出来るものではないのだから、この件に真摯に取り組んで欲しいなと思います。
大事故が起きてからは遅いのだから。
<了>
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