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ウェス・アンダーソン期待の新作『アストロイド・シティ』を観てきたが

この夏一番(もう9月だけど)の期待作だったウェス・アンダーソンの新作『アステロイドシティ』を観てきました。

が!しかし!
うーん、感想にするのが難しい。

ま、ウェス・アンダーソン作品だといえば、この上なくウェス・アンダーソン作品なんだけれど、
僕が斜め上の期待をしてしまったのがいけなかったんです。
きっと。

砂漠の町で宇宙科学大会が開催され、
全米から天才少年・少女が集まって、
さらにそこにUFOと宇宙人が現れて、

なんてあらすじを見て、どえらいポップなアートワークを見て、
勝手に期待が膨らんでいた。
ストーリーがしっかりあるエンターテインメント映画じゃないかって。

上っ面は過去最高にポップでカラフルなウェス印満載だったんだけど、
ストーリーというか物語の構造が難解で初回観ただけではよく分からんかった!笑

アステロイド・シティで繰り広げられる諸々は実はテレビドラマのお芝居で、
それを紹介する番組とその舞台裏という多重構造になっている。
しかも、モノクロ映像がテレビ番組や舞台裏で、フルカラー映像が劇中劇の方で、
なんだか逆になっていて混乱する。
どっちが本編だ?ていうとやはり劇中劇のポップなトーンの方なんだけど。

エドワード・ノートンは本編には出てこなくて。
いや、エドワード・ノートン好きなんですよ。

個人的にはストレンジャー・シングスのロビン役が印象的だったマヤ・ホークの引率の先生がよかったですね〜。

どちらにしても、これはもう1回観ないとな。

<了>

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