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SP-404サンプラーでカーティス・メイフィールドをサンプリングしてみた

こんにちは、makoto です。

先日、ローランドのサンプラー SP-404の話を書いたのでその続きを。


SP-404 mk2という昨年リリースされた新モデルの話だ。先行予約注文していたものが年末に12月29日に納品されていたのだけど、なかなか時間が取れなくて(というか寒くて機材部屋にいれなくて)、やっと先月の頭に少し使ってみた話。


左から初代、2代目SX、最新mk2

とりあえず、歴代の3台を並べてみると最新モデルのmk2は明らかにデザインを一新してきたのが分かる。これまでのデザインがポップでキッチュな感じがあったのと異なり黒光りして(実際はそこまで黒くない)、ダークなトーンで渋めに寄せている。個人的には昔の路線が好きかな。

機能的にも多くの部分がアップデートされていて、まだ全然キャッチアップ出来ていないけど、ざっと気付いたところだけ。

・パッドの数がこれまでのSP-404流12パッドから4つ増えて16パッドになっている。これは純粋にパターン毎のサンプル数が増えたということになるので歓迎したい
・入出力端子がこれまでのRCA端子から標準フォーン端子になったこと。これも良かった点
・パッドがベロシティ対応になったこと。ドラムを打ち込む時などに重宝するのだろうが、そこまでテクはないので僕はベロシティ固定です
・一番よかったのが、サンプル波形が表示されるようになったこと。今まで音だけ聞いてサンプルデータの修正を行っていたんだが、やはり波形が見えると安心するというか楽だ。

他にもまだまだ拡張機能があるようなのでマニュアル見ながら覚えていいきたい。

で、mk2で何かサンプルしてみようかなと思っていたら、
長男が
「カーティス・メイフィールドのLPを中古で買ってきたけど聞く?」
と貸してくれた。

彼は最近、山下達郎にハマっている。
彼が中学生の頃、大宮ソニックシティに来た山下達郎のライブに連れていったのも影響しているのか。
今度出る新譜も早速予約したらしいし、全国ツアーもチケット予約申し込む前から楽しみにしているようだ。頼もしい若者だ。

さて、その長男は東京FMで山下達郎が長年パーソナリティをしているサンデーソングブックも愛聴しているようで、そこからカーティス・メイフィールドに辿り着いたらしい。
父親(僕のことです)の方は、カーティス・メイフィールドといえば、タランティーノの映画「ジャッキーブラウン」のサントラ「Superfly」のイメージが強かったが、渋い、渋すぎるぞ。


早速、長男に貸してもらったアルバムを通しで聞いてから、SP-404 mk2で色々サンプリングしてみた。ソウル系のレコードをサンプリングしてBoom Bapなトラックを作ってもありきたりなので全く違う方向に振り切ろうと思った。
ドラムの単音をチョップして、ホーンが入ったサンプルをリバースさせてピッチを落とたり、ピッチを上げたり、そうしたサウンドをいくつかレイヤーして、そうして最終的にアンビエントな感じのループになった。
ableton liveに録音して、MIDIトラックも1つ被せてマスタリグエフェクトで仕上げてみた。
カーティス・メイフィールドとは似ても似つかないトラックになったけど、気持ちはソウルだ。

SP-404 m2から完成形を録音するだけなのでトラック数は少ない


よろしければお聴き下さい。


皆さんも楽しい音楽ライフを!

それでは!

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