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雑記事11

毎回最後に時間と場所を記していこうと決めていたのだが、昨日の記事では忘れていた。朝起きて書くというルーティンから外れた時間に記事のアップをしたからなのか?
まさかこの年齢になって日記でルーティンというものの大切さに気付かされるとは。なかなか貴重な経験である。
日本における"鈴木"と"一郎"の地位を同時に挙げた世界に誇るイチローは恐ろしいほどルーティンを大切にしていたことで知られている。振り子打法という名前からもリズムというものを全てにおいて大切にしていたのだろう。
比べるのも烏滸がましい、、(おこがましいとはこんな字を書くのか。初めてがまたあった。)。烏滸がましいのだが、30代後半の自分は舞台の演出や出演で飛び回っていた。1年の半分以上どこかの国に滞在していた。
当時の自分はパントマイムをベースとした言葉を使わない舞台を演出したり、ソロ公演を行っていた。時差と移動時間と予想外に包まれた生活ではルーティンをなくすことに価値があった。当時の目的は歯を磨く、顔を洗うことのように舞台を自然にこなせるという事に重きをおいていた。
俳優時代にはジンクスなどを一端に持ち、生活していた気がするが過酷な環境での公演ではそんなものは全く持ち込めないのである。
劇場に入る時間に行ったら、誰もいない。あるはずのものが何もない。そもそも伝えられた場所が違う。そんなことは日常茶飯事であった。
当時の自分の解決法はとにかくルーティンからの脱却であた。
1日を24時間の円グラフで捉えて、その隙間にやるべきことを埋めていく。
そんな生活をしていた。
25カ国以上で舞台の仕事をしてきた中での話はまたの機会に話すが、今は思う。
ルーティンは大切である!

09:16 12.Jul. 2022  Berlin




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