仕事の教科書 北野唯我 著
きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた
chapter1
「仕事が遅い人」と呼ばれたくないあなた
1.タイミングの法則
「3つのすぐ」すぐやる すぐ出す すぐ答える を意識し実践すること
2.スピードをアップさせる法則
-1 目標の法則
目標を明確にする→効率的な計画を立てる→行動に移す
-2 分解の法則
何事も分けて考えれば早くなる。一度分析したら、もう一度分析できない
かと考えるクセをつける
-3 計測の法則
分析したことを、要素ごとに、客観的に記録する。数字や変化をメモする
3 .経営と実行分離の法則
・仕事のスピードとは、
「集中力✖️処理能力」
・①経営者と②実行者を分離させて仕事を進める
①やるべきことを整理すること
②整理されたことを実行すること
・夜は「明日の経営者」であり、朝は「今日の実行者」であること
4.チャンスをゲットする2構文
・yes,but構文
まず「やります!」と言いつつ、その後に条件をつける
・help needed構文
現時点で自分に足りないことを「正直に」伝える
chapter2
「わかりづらい」から脱却するための文章化術
1.「わかりやすさ」をつくる技術
-1 目的ファーストの法則
文章の冒頭で、目的(相談、共有、意思決定)、所要時間の2つを伝える
-2 動詞の法則
すべての文章に必ず動詞を入れる
例:○○について→○○をご紹介します
-3 単文の法則
とにかく文章を短く切る
「迷ったら、形容詞などは無視してでも、短文をめざせ」
2.「解釈」を使いこなす技術
-1 事実と解釈分離の法則
事実と解釈を一文に混ぜないこと。一文ずつ合計二分に分けて書くこと
・事実…ありのままに起きたこと。書き手なりの意味づけがない情報
・解釈…事実に対して、書き手なりの意味づけがある情報
-2 GBNの法則
ある事実に対して「シンプルな解釈」を加える
(good,bat,not sure,not clear)
3.「共感」を生む技術
-1 共通感情の法則
・「相手がよく理解している情報」や「相手のむかしの発言や行動」にまで
落としこみ、物事を伝えること
・格好つけて成果を出せないくらいなら、ダサくても成果を出せる人間のほ
うが本質的にはクール
chapter3
相手から「yes」を引き出すための提案術
1.問いの立て方を身につける
-1 ペインを探す
-2 最大の問いを設定する
相手の一つ上、または二つ上の視点まで一貫して考慮した問いを立てる
-3 問いを分解する「セントラル・サブの法則」
複雑そうに見える問題を、いかにシンプルな問題に置き換えて、
だれでも解ける状態にできるか
2.提案のまとめ方
-1 4段フォーマットを使おう
目的→背景→提案→詳細
「目的」
奇をてらうことなく、1行で
「背景」
きちんとペインを入れ、サポートする根拠をつけ加える
「提案」
数パターン並べて、必ず優先順位をつける
「詳細」
「とはいえの法則」で「やらない理由」を1つずつ徹底的に書いていく
chapter4
健康と成長を両立させるためのセルフコントロール術
1.自分の「取扱説明書」をつくろう
2.怒りと悲しみをコントロールすることを身につけよう
3.「健康生産性」を上げよう
自分の心身が健康である状態を回復・キープするための効率性
例:古いものを捨てる/迷ったら紙に書き出す/つらくなったら休みか転職する
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