言葉の解像度が低いものをあげていこう

コロナではなく夜の冷気で喉がやられて全然声が出せない、でも体調は絶好調な西川です。

普段会話している中でよく思うので、言語化しておこうと思います。


思考が浅い、深いとかいうじゃないですか。

んで、「どうやれば思考が深くなりますか」とか言うんですが、一つの答えとして「言葉の解像度が低いことが思考を浅くする」んだと思っています。
逆にいうと言葉の解像度が低い人って思考が浅いと思うのです。

たとえば「どうすれば優秀になれますか」とか聞かれたとして、「優秀ってどういう定義ですか?」と聞くと、だいたい答えられないか、辞書的な答えを返すか、人から聞いた定義を使うんですね。

で、こういう曖昧で耳障りのいい言葉とかをガンガン使う人は思考が浅くなっちゃうなぁと思っています。
思考が浅くなると向かっている方向が間違っている可能性があるのに目をつぶって全力で走っているみたいになっちゃいます。

自分で言葉の定義を深ぼってみるといいと思います。たとえば、「優秀な人は」と聞いたときによくあるのが「ものすごいスキルがある」「仕事のスピードが早い」「頭がいい」とか出てきます。

「スキルってどういうことを指すのか」「仕事のスピードが早いとは?」「頭がいいって具体的には?」と掘っていくと、自分が何を重視しているのかわかります。


普段なんとなく使っている言葉を、自分なりにしっかりと説明できるようになろうよ!みたいなことを伝えたいです。
何気なく使っている人が多いように感じます。

というわけで、「こういう単語を意識せずに使っていたけど、深く考えてみたら、こういう意味だとわかったよ!」みたいなのがでてくるといいです。


んで、具体的にどうやってトレーニングするかというと、
特に最初は紙に書いてやってみましょう!

あ、あと、
言葉の解像度を上げておくと精神衛生的にもすごくいいです。
たとえば「悲しい」という言葉を知らない人は、自分の今の感情がどういう状態なのかを説明(言語化)できないためすごく苦しいんですね。
でも「悲しい」もしくはさらに深掘った言葉を知っていると、「あ、自分は今悲しいんだ」ってわかるんで、自分の今の状態を言語化できて安心するんです。

あなたは語彙力ありますか?例えば、褒めるにしても何パターンの褒め言葉が頭に浮かびますか?

褒めかたを何パターンも持っていると、上司や先生は言うことを聞いてくれやすいですので、マネージャーの立場になる人は語彙がたくさんあることが望ましいですね。

それではまた。

ええやーん。

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