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子供の風邪は、内科?それとも小児科?

 子育てをしていると、色々悩みが尽きません。
 特に小さいお子さんは保育園や幼稚園に通うこともあり、自分でマスクや手洗いを十分に出来ないことから、風邪をもらったり、うつしてしますことがありますよね。
 では、風邪にかかった場合、どの病院に受診すべきか、判断できますか?
小児科?それとも内科?
ここでは、詳しく解説していきたいと思います。
 
~まずお子さんの症状・状態を知ろう~
 
まず病院の診療科を見極めるために、お子さんの症状を確認しましょう。
これば病院受診した際に問診される際の応答にも必要なので、見ておきましょう。
・発熱はあるのか?何度なのか?
・喉は赤くなっているか?
・咳はあるのか?
・鼻水、鼻詰まり、鼻水の色 など、他にもいつもと違う症状があれば覚えておきましょう
・症状はいつからなのか?
・保育園。幼稚園、小学校などお子さんの周囲で流行っている病気はあるのか?
 
以上の内容は病院の診療時によく聞かれる内容です。あらかじめ把握しておくことでスムーズに診療を受けることが可能となります。
 
 
~病院の選定~
 お子さんの症状と状態がわかったところで、問題の病院選定ですが、これは症状・状態によって変わってきます。
 
 まずそれぞれの診療科は主に以下のように分けられます。
内科・・・主に体の内面的な症状を診ます。一般的な例として、発熱・風邪・腹痛・下痢・嘔吐などが挙げられ、基本的には手術は行わず、薬などで改善を図ります。。
 
小児科・・・一般的には15歳までのお子さんが病気のときに診てくれます。発熱時や風邪、腹痛などの症状の際に診てもらいます。発熱や風邪など内科での受診もできなくはないです。近隣で小児科がなく内科診療が可能であれば受診することも可能ですので、病院・診療所に確認してみても良いかと。
 
耳鼻咽喉科・・・主に耳、鼻腔、口腔、咽頭を診療してくれます。具体的には、喉や耳の炎症や鼻水、鼻詰まり、風邪、めまい、耳鳴りなどを診てくれます。
 
 さて、それぞれの診療科の特徴を挙げましたが、次は具体例を挙げて説明します。
 
例1.       5歳のお子さんが風邪気味で咳と鼻水の症状です。
答え     5歳のお子さんであるため、小児科若しくは内科が該当風邪及び鼻水があるため、喉や鼻が診てほしい箇所にあたるので、耳鼻咽喉科が該当。以上の理由から小児科・内科若しくは耳鼻咽喉科を選定します。
 
例2 3歳のお子さんが発熱で嘔吐を繰り返しています。
答え 3歳のお子さんであるため、小児科若しくは内科が該当。発熱・嘔吐を繰り返しているが原因が分からないので、小児科若しくは内科を選定します。
 
 いかがでしょうか?病院選定のイメージがついてきたでしょうか?
 またお近くの診療所では、一つの診療科しかないものや、複数の診療科があるかと思いますので、事前にネットや電話でどの診療所・病院がどの診療科をメインにしているのかを把握しておけば、お子さんが病気になったときにも適切に対応できるかと思います。
 
 また、病院が分からないとう時には、♯7119の救急安心センター事業もあります。詳しく書いた記事を以下も書いていますので、良ければ見てください。
 子供の病気・怪我時に病院を知りたい|makomako (note.com)

 以上となります。子供がしんどそうにしていると、親は焦って不安になります。
 しかし、一番不安なのは子供です。一度落ち着き、何をしなければならないのかを見据えて行動していきましょう。

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