凡人と成功者の違いが分かる「非常識な成功法則」を読んでみた

■第一の習慣「やりたくないことをみつける」

いったいなぜ私は目標を実現することができたのか。
それは、「目標を紙に書いたから」だ。
そう。紙に書くと実現する。

「バカな。そんなアホらしいことがあるか」
大半の人がそう思うだろう。

でも、この方法で目標が実現したのは私だけではない。

あのイチローが小学生六年生のときに書いた日記を知ってるか?
「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そしてその球団は、中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。ドラフト入団で、契約金は一億円以上が目標-」
こう書いていたらしい。

成功するかしないかというのは、自分の夢・願望・目標を紙に書くか書かないか、それだけの違い。
大多数の人はそんなことはありえないと思っているから。誰もやらない。

ではやる側の人間になる場合、注意してほしいことがある。
目標には「良い目標」と「悪い目標」がある。

良い目標は、その実現に向かってあなたを自動操縦する。
悪い目標は障害が生じ、挫折しやすい。

良い目標を設定する上で、最も大切なことは「自分が本当にやりたいことを見出すこと」だ。

「そんなこと分かってる」と思った人が多いだろう。
しかし、大抵の人は自分がやりたいことを勘違いしている。
やりたくないにも関わらず、やりたいと思いこんでいるのである。

そこで本当にやりたいことを発見するために、是非実践してほしいことがある。
それは「やりたくないこと」を書き出すこと。

やりたいことを明確にするには、まず「やりたくないこと」を明確にしなければならない。

可能・不可能は別として、とにかくやりたいことを全部書く。

「やりたくないこと」を明確化する前に、「やりたいこと」を目標としてしまうと悲劇だ。
なぜなら「やりたいこと」のなかには「やりたくないこと」が含まれているからである。

「会社を大きくする」ということだけを目標にしたとする。
すると、そのために嫌な客と付き合わなければならない。
仕事が優先となり、家族との休暇はほとんど取れない。
その結果、子供との会話がなくなり、本当は家族を幸せにするためにと思ってやり始めた仕事が家族をバラバラにしてしまう。

こうならないためにも、「やりたくないこと」を明確化してから「やりたいこと」を書き出すのが重要なのだ。

【ステップ①】
今この瞬間、人生から消し去りたい、嫌なことをできるだけ多く紙に書いてください。あなたが魔法使いだったら何を消しますか。
考えないで。感じたことをそのまま書きましょう。

【ステップ②】
今度は「やりたいこと」を紙に書き出してください。
何も制限を加えず、やりたいと思うものをすべて書いてください。
考えないで。感じたことをそのまま書いて。
やりたいことをすべて成し遂げた時の達成感を味わってみてください。何が自分の周りに見えますか?何が聞こえますか?どんな感じがしますか?

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目標を紙に書くと良いという話は、軍隊合宿の時に聞き実践もしました。
当時は、色紙に「12月までにマネージャーになる」と書きました。
この目標を実現することができなかった要因は、書いただけでその後の生活で意識できていなかったからだと思います。
また、書いた目標に対してのイメージもできていなく、とりあえず思いついたものを書いたという感じでした。

本書にある通り、目標を設定する際は「本当にやりたいこと」を明確にした上で決めることが重要なのだと思います。

本書のやり方の通り、やりたくないこと、やりたいことを書き出してみました。

【やりたくないこと】
・嫌なクライアントの対応
・細かい作業(数値集計など)
・魅力のない商品を売ること
・上の言う通りに働くこと

一方でやりたいことは

【やりたいこと】
・チームを持ちたい
・親に家を買えるくらいの財力がほしい
・会社の一番の戦力になりたい
細かく書けばもっとありますが、大まかに書いて思い浮かんだのが上記です。

書き出してみて気づいたのですが、正直あまり思い浮かびませんでした。
マネージャーになってチームを持ちたいという願望はありますが、なりたい理由の半分は3年目なのにメンバーのままでいるという状況が嫌だからです。
また今後のキャリアアップを考えても、こういう役職までいきたいというのはありますが役職について何がしたいかと言われると思いつきません。

恐らく、視野が狭いからそこまで想像ができていないのだと思います。
またメンバー視点でしか物事を考えられていないと思います。
今後はメンバー視点は捨てて、上司・部長の視点で物事を捉え、視野を広げられるように意識していきます。

■第二の習慣「自分にかける催眠術」

現実をコントロールするか、されるか?

「あなたは眠くなる。眠くなる…」
「まぶたが重くなる。重くなる...」

これは催眠術である。
催眠術と聞くとおどろおどろしいが、人は繰り返しの言葉に弱い。
そして繰り返された言葉を信じ、それに基づいた行動をとるようになる。

どうしてこんなことが起きるのか?
それは人間の記憶のしくみにある。

記憶とは脳の一部に貯蔵されているのではなく、思い出す瞬間に毎回再構築されるのだ。
脳内で起こっていることは、シノプスとシノプスが結合し、記憶の経路が作られるだけ。
その神経回路に電気信号が伝わることによって「思いだす」わけだけど、それはその瞬間瞬間に新たな現実を創り出すことと変わらない。

要するに、現在・過去・未来っていうのはまさに幻想以外の何ものでもないのだ。

つまり私たちには2つの選択肢しかない。
「他人に自分の現実をコントロールされる」か
「自分で自分の現実をコントロールする」かだ。

自分の現実は、繰り返される言葉、自分で発する言葉、他人が同調する言葉でコントロールされる。
なので、自分に都合のいい言葉を繰り返し、その言葉を発すればいいだけ。
これは自分自身に催眠術をかけることに他ならない。

自己催眠にもいろいろ方法はあるけど、最も簡単な方法が「繰り返すこと」だ。
具体的には「目標を書いた紙を夜寝る前、朝起きたときにぼやーっと眺める」のをおすすめする。
寝起きや寝る前の顕在意識の介入が少ない時を狙って、潜在意識にプログラミングするのだ。

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今まで読んだいくつかの本のなかでも「自分の使う言葉、思考が現実化される」と書いてありました。
今までは、ものすごくネガティブで自己肯定感も低いタイプだったのですがこの言葉を知ってから、できる限りポジティブな言葉に言い換えようと意識しています。
ただ、やはり嫌なことが続いたりすると自分の気持ちがコントールできない時があります。

自分を完全にコントロールするためには、本書にある通りただ意識するだけではなく、「繰り替えす」ことが重要なのだと思います。
習慣が最も自分を変えるというのも、「繰り返す」からだと思います。

朝早く行くこと、毎日5ツイートすることを今の習慣としていますが、これに加え「マネージャーに上がる」という目標を書いた紙を、夜寝る前、朝起きた時に見るというのを追加しようと思います。

■第三の習慣「自分に都合のいい肩書を持つ」


自分は凡人だというイメージを持っていたら、成功者にはなれない。
なぜなら、どんなに成功法則を学んだところで、自分は凡人であると思っていたら単なる偶然だと考えてしまう。
たとえ、他人から「すごいですね」と評価されたとしても「いやそんなはずはない」と逆に成功しはじめた自分を否定する。

なりたい自分になるためには、まずセルフイメージをバージョンアップすること。
その方法は簡単でなおかつ即効性がある。

それはなりたい自分に「都合のいい肩書をつけること」だ。
肩書きの作り方のポイントは「スーパー〇〇」というように、自分欠点をものともしない人物像を表現する。
要するにスーパーマンの力強い面を借りるというわけだ。

セルフイメージってあなたが思っている異常に影響力が強い。

【ポイント】
第一、第二の習慣で明確にしたあなたの目標を、楽々何の問題もなくこなせる自分の肩書をつくる。更に徹底するのであれば、その肩書きにふさわしいのはどんな服装、髪型、持ち物まで考える。

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以前、社長から「自分ができると思っていないとできない」というお話があったので、セルフイメージの重要性は認識していました。
ただ、できると思うように意識をしても心の底からは思えていませんでした。

マネージャーになれると思い込もうとしても、現マネージャーと比べて自分はクライアントワークが苦手、人前で話すことが苦手、人に頼ることが苦手だと思いネガティブな方に目がいってしまってました。

ただ本書を読んで、セルフイメージを持てているか、持てていないかは成果を出す上で必要不可欠だと改めて感じました。

また、朝会での「希少性」の話に通じる部分があると感じました。
自分に都合のいい肩書き=会社の中で自分が希少性を発揮できる部分
であればより肩書きの力を発揮できるのではないかと思いました。

私の希少性はアフィリエイトを運用していることです。
アフィリエイトの市場は大手と中小で大きく二極化している状況です。
アフィリエイターが動く条件は、報酬単価が高いかCVRが高いかのどちらかです。仮に報酬単価が低くてもUSPが構築されていてCVRが高ければアフィリエイターを囲えます。
これはアフィリエイターだけでなく、代理店も同じなのではないかと感じます。やはり商品のUSPが確立されていて広告予算をかけられる案件がいいと思うので。

なので、オファー・商品コンセプト・CRMの部分まで提案できるコンサルが必要だと思います。
現にここの部分まで介入しているコンサルは少ないと感じます。
アフィリエイトをやっていると、どんな案件が上手くいっているかといった情報を入手することができるので、自分は他のコンサルよりも上手くいっている企業を知ることができます。

なのでここの情報を活かし、商品のコンセプト、オファーからCRMまで提案できるEC事業特化型のコンサルタントになりたいです。
そのためにも、まずはアフィリエイトで上手くいっている大手企業を受注し、ノウハウを集めていきたいと思います。


■まとめ
【3つの成功法則】
・目標設定は「やりたいこと」だけでなく「やりたくないこと」を書き出した上で決めること
・自分をコントロールするためには「繰り返すこと」。潜在意識のレベルでできるようになるまで繰り返す。
・自分に都合の良い肩書きをつけセルフイメージをバージョンアップすること









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