「会社に行きたくないと泣いていた僕が無敵になった理由」を読んでみた

■書籍
著書:会社に行きたくないと泣いていた僕が無敵になった理由
著者:加藤隆行

■自分にOK出せますか?

自己肯定感とは、その名のとおり、「自分を肯定する感覚」のことです。
「今の自分でよい」「ありのままの自分でOK」と感じられる状態のことをいいます。
自己肯定感が高い人、低い人を簡単に表すとこんな感じです。

【自己肯定感が高い人】
自分が好き、楽観的、失敗を恐れない、自分を大切にできる、人と比較しない、素直、よく笑う、自信がある

【自己肯定感が低い人】
自分が好きではない、悲観的、反抗的、あきらめやすい、自己犠牲しがち、人と衝突する、人と比較する、人目が気になる、素直ではない、劣等感、罪悪感が強い、自信がない

自己肯定感が高まれば、物事を「まあだいじょうぶだろう」と楽観的に捉えることができ、」失敗を恐れずチャレンジできるようになります。
また、人の言うことを素直に受け入れることができるので、人にもかわいがられ、物事がスムーズに進むようになります。

■「無条件の肯定」と「条件による肯定」

人が自分を「肯定」する方法には、大きく分けて2種類あります。
①「無条件の肯定」②「条件による肯定」
です。
人はさまざまな「条件」で自分を肯定しています。
ただ、この②条件による肯定は①無条件の肯定の上に成り立っています。

いわば、「①無条件の肯定」は「ココロの土台」なのです。

条件を積み上げることも、それはそれで大切なのですが、まずは自分のココロの土台が傾いてないかを検証する方が、なによりも先です。
そうでないと、賽の河原で石を積み上げるようなもので、どこまでいってもじぶんが満たされることのない、地獄のデスレースにハマってしまいます。

■自己肯定感を取り戻す3つの習慣

習慣①いつも自分をねぎらう
これまでの自分にねぎらいの言葉をかけてあげましょう。
「こんな俺でもよくやってきたな」
「よく我慢したね」
「えらいぞ、私」
これからは自分をいじめるのをやめて、自分が自分に寄り添って、仲間になってあげるのです。

習慣②「自分にOKグセ」をつける
否定するのをできるだけやめて、肯定をするクセに変えていくのです。
あらゆる自分の行動、思考、感情に「肯定=OK」を出す練習です。

「今日も朝起きれた、OK」
「お弁当をつくった、えらい!」
「仕事ミスって自分はダメだなと思った、気づけた自分にOK!」

ポイントは次の4つ。
①いい悪いで判断せず、とにかく全肯定する
②「OK」を出すハードルを地べたまで下げる、赤ちゃんを褒めるようなレベルで。
③ムリをせず、気が向いたときや気分がいいときに楽しんでやる
④自己否定やネガティブな感情にこそ、それに気づけてOKを出す

習慣③ネガティブ感情だからこそ肯定する
下記4つのステップで行うことがポイント。

①「怖い」「悲しい」「焦り」「腹が立つ」などの感情がでてきたら、静かな場所に移動する、あおむけになってやってみるのも効果的
②胸やみぞおちに手を置き、目をつぶりゆっくり呼吸してみる、イライラ・ザワザワを感じている体の部位が特定できるようならその場所でもOK
③その場所をさすったりポンポンと軽くたたきながら、「不安でいいよ」「感じていいよ」と声を出す。
④感情をおさまっていくことを感じる。体がある程度満足したら終了。

■まとめ

自分の課題を解決するために何をすることが効果的か考えたのですが、そもそも数多くある自分の課題の中で、何を解消するのが一番効果的なのかが分かりませんでした。
自分の課題を考えたときに思い浮かんだのが下記です。

・周りの目を気にして自分の意見を言えない
→嫌われたないという気持ちもありますが、その場の空気が悪くなったりするなら自分の意見は言わずに周りに合わせた方が自分も楽だと思ってしまい言えていません。
・自分に自信がない/自己肯定感が低い
→逆に自分に自信がある人が理解できないくらいです。また周りから褒められてもそれはただのイメージで本当は違うのにって思ってしまって素直に受け入れられてないです。
・信頼関係構築が苦手
→人と距離を詰めることが苦手で、ある程度のコミュニケーションしかとれず信頼関係を構築するまで至っていないと感じています。(社内・社外両方)
・意志が弱い
→いまの自分が嫌いで変わりたい、結果を出して周りを見返したいという気持ちがあっても意志が弱く行動に移せていないです。

自己肯定感が低いという点が課題だと感じ、今回本書を選定しましたが、結局自分に自信をつけるためには実績をつくるしかないと思います。

自分を肯定しても実績がないと納得できないタイプだと思うので、まだ誰も成し遂げないてないことをやり遂げ、自信をつけたいと思います。

具体的には、
・noteの攻略(目的が実績づくり、目標が有料化)
→なぜこの商品がヒットしたのか、なぜこのアニメがヒットしたのかといった、ユーザー視点の分析レポートを投稿

上記を実施していきます。
実績を作れば、自分に自信が持てると思いますし、それだけでなくヒットした商品の背景を知ることで市場の流れも分析することができ、打ち合わせや会食の場でネタとして使えると思います。ゆくゆくは自分の実績を話すことで興味を持ってもらい、個人で受注をもってこれるような人材になりたいと思います。

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