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休職してからはや6ヶ月

2020年12月にうつ病と診断されお仕事をお休みし始めてからもうすぐ6ヶ月が経とうとしています。会社に10年勤めてこんなに長いお休みをしたのはもちろん初めてのこと。長いような早かったような。

そもそもこんなに休むつもりはなかった

最初の診断書に書かれた休職期間は約1ヶ月半でした。それが3ヶ月になり4ヶ月になり、会社の産業医と面談しても復職はまだ時期尚早という判断から今に至っています。

当初の自分は1ヶ月半しっかり休んだら復帰するんだと思っていました。ただ今振り返ってみると、それが余計なプレッシャーになっていたのかもしれません。

結果的にその期間はほとんど自宅から出ずに過ごして、復職なんか考えることもできませんでした。それこそ初めての産業医面談で会社の医務室に行くことがとても怖かった、その記憶が強く残っています。

休職期間中にしていたこと

初めの頃はただ自宅のソファでぼんやりしているばかりでした。本を読みたくても内容が頭に入ってこなくて、それが辛かったです。それでも雑誌を眺めることから初めて、理解が進まなくても文字を見ることは続けてきました。

体調が良くなってきたように感じる判断基準として本を読むスピードが速くなってきたことがあります。徐々に雑誌から文字の大きめの本が読めるようになり、細かい文字の本も読み進められるようになりました。

時間はたっぷりありますので、kindleで色んな本を読んでいます。

初めて不安を口にすることが無かった最近の診察

穏やかに日々を過ごすことを心掛けて暮らしてきた日々を続けて半年が経とうとしてきた頃、心療内科の診察の際に毎回口にしていた不安や悩みが初めて無かったことがありました。

主治医の先生は穏やかに何度も「今、悩みや不安に思っていることはありませんか」と聞いてくださいましたが、睡眠に関する悩みが解消されつつある中で他の悩みというのも特に思い当たらず。

特に日中の気持ちのアップダウンが減ってきたことで、抗うつ薬を少し弱いものへ変更することが出来ました。これまで睡眠薬も抗うつ薬も増やし続けてきた中で、これは小さいことながらも大きな一歩のように感じます。

まだぬか喜びはできませんが、少しづつ引き続き調子を整えていきたいと思います。

いただいたサポートは静養期間中にカフェで1杯の温かいコーヒーを購入することに使わせていただきます。