【短文朗読】好きなこと

☆所要時間：1分
☆人数 ：1人用

---

好きなことがいくつもあって、
心から良かったと思う。

私は、
目で読むことも、
声に出して読むことも、
文章を書くことも、
風景を見ることも、
音楽やお芝居を聴くことも、

ドライブも、散歩も、ショッピングも、食べることも、好き。

好きなことは、いつできなくなるか分からないのだ。

今、好きなことのいくつかが できなくて。

もしかしたら、それは長い時間できなくなるかもしれない。

そんな私は、欠けた花瓶のように、
どこか寂しげにも映るけれど。

そもそも私は、全然完璧ではないし。

そんな欠けたフチも素敵だよと、
笑いあってくれる人たちが居てくれるから。

だから、カサカサの声で笑って、
その声にも、自分で笑って。

いくつもある好きなことに触れられる
今日に感謝しながら、
明日への楽しみを抱きしめて眠るんだ。

End

---

〜マコのひとりごと〜
喉が弱い私は、年に一度は声が全く出なくなる風邪をひきます。

大好きな歌うことも、朗読することも、声劇することもできないどころか、
日常会話も危ういほどになりますが。

そんな時、
「私は文章を書くことが好きで良かったなぁ」と、しみじみ思いながら文字を綴ります。

家族には、ジェスチャーや筆談で伝えるのも、なんだか新鮮で。
特にジェスチャーは面白おかしくて、カスカスの声にもならない笑い声で娘と笑いあったりしています。

運転して好きな景色を見に出かけたり

美味しいスイーツを食べて満たされたり

大好きな紅茶を飲んでほっこりしたり

なんだかんだで、日々が楽しいのは、好きなことがたくさんあるから。

あー、良かったねぇヾ(･∀･`o)

そんな気持ちで書きました🖊